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チュートリアル:Databricks SQLへのサンプルダッシュボードのインポート

Last updated at Posted at 2021-12-27

Tutorial: Import sample dashboards to Databricks SQL | Databricks on AWS [2022/11/3時点]の翻訳です。

本書は抄訳であり内容の正確性を保証するものではありません。正確な内容に関しては原文を参照ください。

Databricksクイックスタートガイドのコンテンツです。

このクイックスタートでは、Databricks SQLのダッシュボードサンプルギャラリーにあるダッシュボードをどの様にインポートして操作するのかを説明します。これらのダッシュボードは、お使いのデータから洞察を得るためにDatabricks SQLが提供するいくつかのリッチなビジュアライゼーションを説明します。これらのダッシュボードはワークスペースですでに利用できるデータを使用し、設定済みの計算リソースを使用します。使い始めるために管理者である必要はありません。

要件

  • お使いのDatabricksアカウントがプレミアムプラン以上であること。

  • お使いのDatabricksワークススペースがE2バージョンのDatabricksプラットフォームであること。E2ワークスペースの作成に関しては、ワークスペースの作成、管理をご覧ください。新規のDatabricksアカウントや大部分の既存アカウントはE2です。どのアカウントタイプか不明の場合には、Databricks担当者にお問い合わせください。

  • これらのステップを実行するユーザーは、Databricks SQLアクセス資格を有している必要があります。

    新規ワークスペースの全ユーザーはこの資格を有しています。この資格を持っていることを確認するには、サイドバーのペルソナスイッチャーSQLを選択します。SQLの隣に南京錠が表示されている場合には、ワークスペース管理者にDatabricks SQLアクセス資格を付与してもらう様に依頼してください。

    注意
    パブリックプレビュー中にDatabricks SQLが有効化された場合、すなわち、2021年9月7日の週以前に有効化されている場合、管理者が変更していない限り、その日以前に割り当てられた資格を維持しています。言い換えると、パブリックプレビュー期間にDatabricks SQLアクセス資格が付与されていない場合、管理者が資格を付与しない限り、その権限を持ちません。

ダッシュボードサンプルギャラリーへのアクセス

サイドバーを使用

サイドバーを使用してDatabricksのすべてのアセットにアクセスすることができます。サイドバーの中身は選択されたペルソナData Science & EngineeringMachine LearningSQLによって変化します。

  • デフォルトではサイドバーは折り畳まれた状態で表示され、アイコンのみが表示されます。全体を表示するにはサイドバーの上にカーソルを移動します。
  • ペルソナを変更するには、Databricksのロゴの下のアイコンをクリックしてペルソナを選択します。
  • 次回ログインした際に表示されるペルソナを固定するには、ペルソナの隣のをクリックします。ピンを削除するには再度クリックします。
  • サイドバーのモードをAuto(デフォルト)、ExpandCollapseに設定するにはサイドバーの下部にあるMenu optionsを使います。

Databricks SQLにログイン

Databricks SQLにログインすると以下の様なランディングページが表示されます。

Databricks Data Science & EngineeringかDatabricks Machine Learning環境が表示される場合には、Databricks SQLに切り替えるためにサイドバーを使用します。

注意
SQLの隣に南京錠が表示されている場合には、管理者にDatabricks SQLアクセス資格を付与してもらう様に依頼してください。

ダッシュボードのインポート

  1. サイドバーでDashboardsをクリックします。

    ダッシュボードがワークスペースに保存されている場合、一覧表示されます。

  2. ページの下にスクロールします。Sample dashboardsタイルのVisit galleryをクリックします。ダッシュボードサンプルギャラリーが表示されます。

    注意
    ワークスペースURLに/sql/dashboards/samples/を追加することでダッシュボードサンプルギャラリーに移動することもできます。

  3. Retail Revenue & Supply Chainの隣のImportをクリックします。ワークスペースにダッシュボードがインポートされ、あなたがオーナーになります。

    インポートされたダッシュボードが表示され、ビジュアライゼーションが更新されます。

サンプルダッシュボードを複数回インポートすることができ、複数のユーザーが各自でインポートすることができます。また、NYC Taxi Trip Analysisダッシュボードをインポートすることもできます。

インポートしたダッシュボードの探索

以下のセクションでは、インポートしたRetail Revenue & Supply Chainダッシュボードを用いて、ダッシュボードのキーとなるポイントを説明します。

ビジュアライゼーションのクエリーを探索

  1. ダッシュボードのそれぞれのビジュアライゼーションはクエリーの結果です。インポートしたダッシュボードで、ビジュアライゼーションNational Revenue Trendsにマウスを移動し、コンテキストメニューをクリックし、View Queryをクリックします。

    ビジュアライゼーションのクエリーがSQLエディタで表示されます。

    サンプルダッシュボードでは、ワークスペースのデータとは別に存在するSAMPLESカタログのデータを使用します。すべてのワークスペースでSAMPLESカタログを利用できますが、読み取り専用です。

  2. 500レコードのみを返却する様に、クエリーの下にあるLIMIT 1000LIMIT 500に変更します。編集したクエリーを実行するためにRun Allをクリックし、ダッシュボードのクエリーを保存するためにSaveをクリックします。

    注意
    インポートしたダッシュボードを変更しても、ダッシュボードサンプルギャラリーにあるオリジナルのダッシュボードは変更されます。最初からやり直すには、ダッシュボードを再度インポートします。

  3. ダッシュボードに戻るためにブラウザのBackボタンをクリックします。

ビジュアライゼーションを操作

  1. ビジュアライゼーションShifts in Pricing Prioritiesにマウスを移動します。ビジュアライゼーションを拡大するために、ビジュアライゼーションの右下をクリックします。
  2. 拡大したビジュアライゼーションにマウスを移動します。ビジュアライゼーションのダウンロード、ズーム、パン、オートスケールするためのボタンが表示されます。
  3. ダッシュボードに戻るためにCloseをクリックします。

ダッシュボードの共有

同僚にダッシュボードを共有するには:

  1. ページ上部にあるShareをクリックします。

  2. ワークスペースのユーザー、グループを選択します。
    ワークスペースの全ユーザーと共有するには、All usersを選択します。

  3. 許可する権限を選択します。

    デフォルトでは、ダッシュボードに含まれる6個のクエリーも共有されます。

    注意
    認証情報がRun as ownerに設定されている場合には、Can edit権限でオブジェクトを共有することはできません。

  4. 共有フォームの下部で、参照者の認証情報かオーナーの認証情報を用いてダッシュボードを実行するのかを選択します。

  5. Addをクリックし、フォームをクローズします。

自動ダッシュボード更新のスケジュール

一定間隔で自動でダッシュボードを更新する様にスケジュールすることができます。

  1. ページの上部にあるScheduleをクリックします。

    すでにダッシュボードがスケジュールされている場合、ScheduleではなくScheduledと表示されます。

  2. Every 1 hourの様な間隔を選択します。

    5年ごとのようなより複雑な間隔を作成するにはAdvancedをクリックします。

  3. SQLウェアハウスを選択します。SQLウェアハウスはDatabricks SQL専用の計算リソースです。SQLウェアハウスはダッシュボードが更新された際にダッシュボードのクエリーを実行し、ビジュアライゼーションを生成します。

    管理ユーザーはSQLウェアハウスを作成、設定、削除することができます。

  4. オプションとして、自動で更新された際にメールバージョンのダッシュボードを受信するために、ワークスペースのユーザーや送信先を設定することができます。

    管理ユーザーは、アラートの送信先を作成、設定、削除を行えます。ワークスペースユーザーのメールアドレスは、自動でアラートの送信先に追加されます。

  5. Saveをクリックします。

    スケジュールに沿ってダッシュボードが更新される様になります。

  6. ダッシュボードの自動更新を停止するには:

    1. Scheduledをクリックします。
    2. RefreshNeverに設定します。
    3. Saveをクリックします。

次のステップ

これでサンプルダッシュボードのウォークスルーは完了となり、ご自身のデータで作業できる準備はほぼ整いました。

  1. 管理者の方は、Databricks SQLの管理者のタスクを完了するを完了してください。
  2. 次に、管理者の方はDatabricks SQL : 管理者向けクイックスタートを受講してください。
  3. Databricks SQL : 管理者向けクイックスタートの次ステップとなるDatabricks SQL : ユーザー向けクイックスタートをトライしてみてください。

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