2021年のGartner®のマジック・クアドラントにおいて、Databricksは以下の2つの領域でリーダーに指名されました。
- Cloud Database Management Systems(クラウドデータベースマネジメントシステム)
- Data Science and Machine Learning Platforms(データサイエンス・機械学習プラットフォーム)
他にも同領域の両方でリーダーに指名されている企業はいらっしゃいますが、クラウドネイティブのベンダーはDatabricksのみとなります。
クラウドデータベースマネジメントシステムとデータサイエンス・機械学習プラットフォームの2つのマジック・クアドラントでリーダーとして指名されたことは、我々が提唱しているデータレイクハウスの有効性、認知度の高さが証明された一例とも言えると思います。
これまでも、Databricksはデータサイエンス・機械学習プラットフォームのマジック・クアドラントでは3年連続リーダーとして指名されていますが、クラウドデータベースマネジメントとして指名されるのは初めてのことです。この理由の一つとしては、2021年末にTCP-DSの世界記録を達成したことが考えられます。
詳細に本件を説明している弊社ブログ記事です。
上記ブログ記事で紹介されているレイクハウスの事例です。
- Northwestern Mutualにおいては、9,300人のフィナンシャルアドバイザーがクライアントとパーソナライズされたやりとりを行えるように、360カスタマービューを提供するために、レガシーなデータウェアハウスからDatabricksのレイクハウスに移行しました。Databricksにおいては、異なるフォーマットの数百万のデータポイントを高速かつ低コスト、ガバナンスが適用された状態で統合するために、300以上のETLジョブが実行されています。開発者、ビジネスユーザーの両方がDatabricks SQL、Power BIを活用してリアルタイムのデータ分析を行なっており、市場投入に要する時間が60%削減されました。
- マクドナルドにおいては、企業全体にMLとBIを提供するマルチクラウドなオープンプラットフォームとしてDatabricksのレイクハウスを活用することで、価値創出に至る時間を短縮しました。マクドナルドは9ヶ月以内の期間において、Databricks SQLを活用する分析ユースケースのロードマップに基づき、メニューのパーソナライゼーションから顧客生涯価値に至るユースケースをサポートする本格運用可能な機械学習モデルを迅速に提供するために、プラットフォームのMLOps機能を活用しました。
以下のリンク先からGartnerのレポートをダウンロードできます。