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Ateam LifeDesignAdvent Calendar 2023

Day 10

Salesforce でE2E専用のMFA未設定ユーザーを作成する

Last updated at Posted at 2023-12-24

はじめに

Autify等のE2E製品でSalesforceをテストする場合に
MFAが有効になっていると別途MFAを突破するための処理を書かなければいけません。

Salesforceでは、E2Eで使いたいみたいなユースケースに対応するため
一部ユーザーをMFA対象から除外する設定が用意されています。

やること

  • システム権限除外ユーザーの多要素認証を放棄を付与
  • すでに認証アプリが登録されている場合は切断する

書かないこと

  • Autifyの設定、テスト

システム権限除外ユーザーの多要素認証を放棄を付与

1. 権限セットの作成

プロファイルに設定してもいいですが、権限セットの方が今後類似のユーザーを増やす場合に管理がしやすいので
権限セットを作成します。

表示ラベル API参照名
System_除外ユーザーの多要素認証を放棄 System_MFA_OffUser

スクリーンショット 2023-12-24 13.32.34.png

2. 権限セットに除外ユーザーの多要素認証を放棄を付与

システム権限をクリック

権限セット-Salesforce (4).png

除外ユーザーの多要素認証を放棄にチェックを入れて保存

スクリーンショット 2023-12-24 13.35.16.png

3. ユーザーを割り当て

割り当ての管理から対象ユーザーを割り当てます。

権限セット-Salesforce (5).png

スクリーンショット 2023-12-24 13.39.17.png

権限セットを割り当てたがMFAが有効になっている場合

すでにMFA設定がしている場合は切断する

ユーザー-Salesforce.png

ログインIPアドレスを追加する

プロファイルのログイン IP アドレスの制限が設定されていない場合
ログインしたことのないIPからのログインでメールでの確認コード入力が求められます。
E2Eツールでテストを実行する場合は、都度テスト環境が新しいもの起動するので確認コードが実行のたびに入力を求められてしまいます。
プロファイルのログインIPアドレスをツールに合わせた適切なものを設定するか0.0.0.0 ~ 255.255.255.255を設定することで解消します。

スクリーンショット 2023-12-24 13.39.17.png

最後に

Salesforceでは画面フローによって業務の一部にウィザード画面が入ってきたりと
E2Eの必要性はどんどん高まっています。
Autifyのようなツールを導入してSalesforceのE2Eテストをどんどん行っていきましょう!

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