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カスタムエラーメッセージ要素を試す

Last updated at Posted at 2023-12-23

はじめに

今回は Winter '24でリリースされたカスタムエラーメッセージを試します。

カスタムエラーメッセージとは

Winter '24 の時に追加された要素で、
カスタムエラーメッセージ要素を通った場合のユーザー側に表示されるエラーメッセージをフロー作成時に決められるというものです。

取引先_カスタムエラー-V1.png
スクリーンショット 2023-12-23 18.39.48.png

使ってみる

挙動確認のため分岐でいくつかのパターンのカスタムエラーを試します。

スクリーンショット 2023-12-23 18.46.13.png

レコードページのウィンドウ

スクリーンショット 2023-12-23 19.10.12.png

表示

  • レコードページ
    • 設定したエラー内容

項目のインライン、レコードページ同一のエラー表示2つ以上

エラーメッセージを表示する場所が同一の設定が複数だと保存できません。

スクリーンショット 2023-12-23 18.51.22.png

スクリーンショット 2023-12-23 18.49.53.png

項目のインラインエラーのフォーマット

{設定したエラーメッセージ}: {エラー対象項目の表示ラベル}

項目のインラインエラー:エラー数1

設定

取引先_カスタムエラー-V1 (1).png

表示

  • レコードページ
    • どの項目でエラーがあったか
  • 項目のインライン
    • 設定したエラー内容

が表示されました。

Edge-Communications-取引先-Salesforce (1).png

項目のインラインエラー:エラー数2(レコード+項目のインラインエラー)

取引先_カスタムエラー-V2.png

表示

  • レコードページ
    • どの項目でエラーがあったか
    • 設定したエラー内容
  • 項目のインライン
    • 設定したエラー内容

Edge-Communications-取引先-Salesforce (2).png

項目のインラインエラー:エラー数2以上(レコード+項目のインラインエラー複数)

項目のインラインエラーの対象にする項目が別々であればエラー数2以上(レコード+項目のインラインエラー複数)で設定できます。

スクリーンショット 2023-12-23 19.07.02.png

表示

  • レコードページ
    • どの項目でエラーがあったか
    • 設定したエラー内容
  • 項目のインライン
    • 設定したエラー内容

スクリーンショット 2023-12-23 19.06.02.png

最後に

カスタムエラーメッセージ要素について試してみました。
レコードトリガーフローは便利ですが、Salesforce利用者の見えてないところで動いているので
レコードを作成したり、更新したりして突然エラーがくる→よくわからないメッセージ
というのが今までありました。

そこでカスタムエラーメッセージ要素を使うことでユーザーにどこでなぜエラーが起きているかを伝えることができます。システム管理者目線でもエラー報告を受けた際にわかりやすいメッセージだと調査が楽ですね!

積極的に今後も使っていこうと思います。

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