はじめに
今回は Winter '24でリリースされたカスタムエラーメッセージ
を試します。
カスタムエラーメッセージとは
Winter '24 の時に追加された要素で、
カスタムエラーメッセージ要素
を通った場合のユーザー側に表示されるエラーメッセージをフロー作成時に決められるというものです。
使ってみる
挙動確認のため分岐でいくつかのパターンのカスタムエラーを試します。
レコードページのウィンドウ
表示
- レコードページ
- 設定したエラー内容
項目のインライン、レコードページ同一のエラー表示2つ以上
エラーメッセージを表示する場所
が同一の設定が複数だと保存できません。
項目のインラインエラーのフォーマット
{設定したエラーメッセージ}: {エラー対象項目の表示ラベル}
項目のインラインエラー:エラー数1
設定
表示
- レコードページ
- どの項目でエラーがあったか
- 項目のインライン
- 設定したエラー内容
が表示されました。
項目のインラインエラー:エラー数2(レコード+項目のインラインエラー)
表示
- レコードページ
- どの項目でエラーがあったか
- 設定したエラー内容
- 項目のインライン
- 設定したエラー内容
項目のインラインエラー:エラー数2以上(レコード+項目のインラインエラー複数)
項目のインラインエラーの対象にする項目が別々であればエラー数2以上(レコード+項目のインラインエラー複数)
で設定できます。
表示
- レコードページ
- どの項目でエラーがあったか
- 設定したエラー内容
- 項目のインライン
- 設定したエラー内容
最後に
カスタムエラーメッセージ要素
について試してみました。
レコードトリガーフローは便利ですが、Salesforce利用者の見えてないところで動いているので
レコードを作成したり、更新したりして突然エラーがくる→よくわからないメッセージ
というのが今までありました。
そこでカスタムエラーメッセージ要素
を使うことでユーザーにどこでなぜエラーが起きているかを伝えることができます。システム管理者目線でもエラー報告を受けた際にわかりやすいメッセージだと調査が楽ですね!
積極的に今後も使っていこうと思います。