アノテーションコメントとは
- コメントにメタデータを付加するものです。
- コードの欠陥がわかりやすくなります。
# TODO: 変数aがNoneの時、呼び出すときにエラーを吐くことの対応
まとめの経緯
アノテーションコメントを書くときにTODO:ばかり使用していて、TODO:ほどじゃないんだけどなぁ...みたいなことがありまして、他にわかりやすいアノテーションコメントはないだろうかと思いまとめました。
微妙に解釈が異なる可能性があります...
よく使われる記法と意味
| 記法 | 意味 |
|---|---|
| TODO: | あとで追加、修正するべき機能がある。 |
| FIXME: | 既知の不具合があるコード。修正が必要。 |
| HACK: | あまりきれいじゃないコード。リファクタリングが必要。 |
| XXX: | 危険!動くけどなぜうごくかわからない。 |
| REVIEW: | 意図した通りに動くか、見直す必要がある。 |
| OPTIMIZE: | 無駄が多く、ボトルネックになっている。 |
| CHANGED: | コードをどのように変更したか。 |
| NOTE: | なぜ、こうなったという情報を残す。 |
| WARNING: | 注意が必要。 |
VS Codeだと
https://github.com/Gruntfuggly/todo-tree
ファイルに点在しているTODOなどのメモを一覧で見ることができます。
Todo tree: Add Tagを設定するだけで、タグを追加できます。デフォルトではTODO,FIXMEのみですが、簡単にアレンジすることができます。
Atomだと
TODO, FIXME, CHANGED, XXX, IDEA, HACK, NOTE, REVIEW, NB, BUG, QUESTION, COMBAK, TEMP, DEBUG, OPTIMIZE, and WARNINGがアノテーションコメントとして認識されて、ハイライトされます。
さらに、todo-showというパッケージをインストールすると、ファイルに点在しているTODOなどのメモを一覧で表示してくれます。
https://atom.io/packages/todo-show
