動画とデータストリームをリアルタイムで容易に収集、処理、分析ができるサービス。
特徴
リアルタイム
ストリーミングデータをリアルタイムで取得、バッファ、処理するため、通常は数時間から数日かかるインサイトの生成を数秒から数分間で完了することができる。
フルマネージド
インフラストラクチャを管理することなく、ストリーミングアプリケーションを実行することができる。
スケーラブル
サイズの上限なくストリーミングデータに対応し、数千ものソースからのデータをとても低いレイテンシーで処理することができる。
4つの機能
Amazon Kinesis Video Streame
分析、機械学習、再生、およびその他の処理のために、接続されたデバイスからAWSの動画を簡単かつ安全にストリーミングすることができる。
特徴
- デバイスからデータを安全にストリーミングするためのSDK
- HTTP Live Streaming(HLS)でのライブとオンデマンドの動画再生
コスト
従量課金制のため実際に使用した分の料金が発生する。
- ビデオストリームに取り込まれた、消費されたデータ一律で0.00850USD/GB
- HLSを使用してビデオストリームから使用されたデータは0.01190USD/GB
- 1ヶ月保存した場合のデータは0.02300USD/GB
Amazon Kinesis Data Streame
サーバーレスストリーミングデータサービスであり、あらゆる規模のデータストリームを簡単にキャプチャ、処理、保存することを可能にする。
特徴
- サーバーレス
- 高い可用性と耐久性
- 低レイテンシー
コスト
2種類の容量モードがある
- オンデマンドモード
- 書き込まれるデータと読み込まれるデータのGBごとに課金される
- 料金は取り込み、および取得したデータの量に基づきアカウント内の各データストリームの1時間あたりの料金とともに請求される。
- プロビジョンドモード
- 書き込みおよび読み取りリクエストレートに基づいて、アプリケーションに必要なシャードの数を指定する。
- シャード時間
- データストリームの基本的なスループットの単位
Amazon Kinesis Data Firehose
ストリーミングデータを確実にキャプチャおよび変換し、データレイク、データストア、および分析サービスに配信、抽出、変換、ロード (ETL) サービス。
特徴
- ほぼリアルタイムの新規データのロード
- データスループットの変動に対応する伸縮自在なスケーリング
- Apache Parquet または ORC 形式の変換
コスト
取り込みデータ量に対して料金が発生する。
- ソース取り込みとしての Direct PUT および KDS
- Vended Logs をソースとする取り込み
- 形式の変換
- VPC 配信
- Amazon S3 配信の動的パーティショニング
Amazon Kinesis Data Analytics
Apache Flink を使用して、ストリーミングデータをリアルタイムで変換および分析できる最も簡単な方法。
特徴
- 柔軟な API
- AWS のサービスの統合
- アドバンスト統合機能
コスト
アプリケーションの実行に使用された Kinesis 処理単位 (KPU、Kinesis Processing Unit) の数に基づいて時間あたりの課金が発生します
- KPU
- KPUは1vCPU/4GBメモリをセットとしたストリーム処理能力の単位のことで、ストリームのスループットや処理の複雑さに応じてスケーリングされます。