Unityでウディタのキャラクタ画像をAnimation付きで表示する

ウディタ？

「WOLF RPGエディター」
RPGツクール的なゲーム制作ツール。
本来はWOLF RPGエディタ用にキャラクタ画像を作るのだけれど、この画像をUnityのゲームに持って来れば便利だなと思ったのでトライ。

画像を準備する

ここではエルフさん画像を用意する。

アセットに登録する

Resourcesディレクトリにユニット用のUnitsディレクトリを作成する。
Spriteは後で分割するので画像タイプをMultipleにしておく。
ドット絵なのでFilterはPointのほうがそれっぽく表示される。

スプライトを分割する

SpriteEditor→Sliceで6*4に分割する。

これでSpriteは以下のように分割される。なお分割されたスプライトは左上をelfsan_0としてから右方向に番号が振られる。

アニメーションを作成する

SpriteRendererとAnimatorから成るオブジェクトを用意する。

アニメーションを作る。
これが各向きでの動作のひな形なので、elfsan_0～2の前向き三種類のみで作成する。

スクリプトを用意する

DirectionalSpriteという名のスクリプトを作成する。

あとはさっきのひな形Animationのスプライト名に対して、方向に応じたインデックスを与えるスクリプトを書いて完了。

DirectionalSprite.cs

using UnityEngine;
public class DirectionalSprite : MonoBehaviour {
    public enum Directions { N = 18, S = 0, E = 12, W = 6, NW = 15, NE = 21, SW = 3, SE = 9}
    //
    public string Name;
    public SpriteRenderer SpriteRenderer;
    public Directions Direction;
    //
    private string _lastSpriteName = "";
    private Sprite[] _subsprites;
    // 
    void Start () {
        SetName(Name);
    }
    void LateUpdate() {
        // 現在のスプライトを得る
        string name = SpriteRenderer.sprite.name;
        // スプライトが変化したか
        if (_lastSpriteName != name) {
            int idx = name.IndexOf('_');
            if (idx >= 0) {
                int id = int.Parse(name.Substring(idx + 1)) + (int)(Direction);
                //
                SpriteRenderer.sprite = _subsprites[id];
            }
            _lastSpriteName = SpriteRenderer.sprite.name;
        }
    }
    //
    public void SetName(string name) {
        Name = name;
        _subsprites = Resources.LoadAll<Sprite>("Units/" + name);
    }
}

歩くよ！