はじめに
最近寒くなってきましたね〜、そしてもうすぐクリスマス!
世のカップルを爆撃するのを楽しみにしております ☆ wkwk
そんな寂しい僕のお供としてLINE BOTを作ってみましたので、今年のクリスマスは一緒に過ごそうと思います ♡
紹介すること・しないこと
紹介すること
- アプリケーションの構成
- BOTの仕様
- DB設計
- プログラム、及びその解説
- 採用PR (ぜひ最後のページまで見ていって下さい!)
紹介しないこと
LINE DeveloperサイトでのLINEアカウントの作り方は省略させて下さい。すいません > <
構成
自前で用意したサーバがLINE BOTのサーバからHTTPでBodyを受け取ります。
その後、gRPC経由でGoにリクエストを投げテキストを加工しPHPに返しています。
BOTの仕様
- 特定のキーワードを含むメッセージには、専用のメッセージで返信する
- それ以外のメッセージには、ランダムで用意したメッセージを返す
公式LINEアカウントあるあるですね。
DB設計
ざっくりとしたER図ですが以下のように作ってます。
PHPがDBと接続することはなく、GoがCRUDを担います。
※ created_at等々の記述は省略しています。
各テーブルの解説
accounts
- line_id ... LINE BOTサーバーから送られてきたUserIDの保存場所
- last_action_date ... LINEユーザの最終アクション日時をログっています
message_logs
- account_id ... accountsテーブルの外部キー
- text ... LINEから送られてきたメッセージの保存場所
responses
- match ... 特定のキーワードを保存
LINEから送られてきたメッセージがmatchカラムと部分マッチした場合にtextカラムの値を返す - text ... 特定のキーワードが含まれているケースでの返信に使用するテキスト
実装したコード
PHP
<?php
require('vendor/autoload.php');
use LINE\LINEBot\HTTPClient\CurlHTTPClient;
use LINE\LINEBot;
$channel_access_token = getenv('CHANNEL_ACCESS_TOKEN');
$channel_secret = getenv('CHANNEL_SECRET');
class LinebotService
{
private $client;
function __construct()
{
$this->client = new Akame\LinebotClient(getenv('GRPC_HOST'), [
'credentials' => Grpc\ChannelCredentials::createInsecure(),
]);
}
function reply_message_request(string $line_id, string $text): string
{
$request = new Akame\ReplyMessageRequest();
$request->setLineId($line_id);
$request->setText($text);
list($response, $status) = $this->client->ReplyMessage($request)->wait();
if ($status->code !== Grpc\STATUS_OK) {
echo "ERROR: " . $status->code . ", " . $status->details . PHP_EOL;
exit(1);
}
return $response->getMessage();
}
}
$http_client = new CurlHTTPClient($channel_access_token);
$bot = new LINEBot($http_client, ['channelSecret' => $channel_secret]);
$line_service = new LinebotService();
$events = $bot->parseEventRequest(file_get_contents('php://input'), $_SERVER['HTTP_X_LINE_SIGNATURE']);
foreach ($events as $event) {
$bot->replyText($event->getReplyToken(), $line_service->reply_message_request($event->getUserId(), $event->getText()));
}
コードの解説
以下でgRPCにリクエストする値をセットしています。
$request->setLineId($line_id);
$request->setText($text);
{line_id: "xxxx", "text": "Hello"}
ってリクエストをイメージしてもらうとわかりやすいかもです。
envはdirenvからセットしています。
https://github.com/direnv/direnv
Go
package services
import (
m "akame/app/models"
pb "akame/protobuf"
"context"
)
type MessageService struct {
pb.UnimplementedLinebotServer
}
func (s *MessageService) ReplyMessage(ctx context.Context, in *pb.ReplyMessageRequest) (*pb.ReplyMessageResponse, error) {
account := &m.Account{}
account_row := account.CreateAccount(in.GetLineId())
messageLog := &m.MessageLog{}
messageLog.Logger(int(account_row.ID), in.GetText())
response := &m.Response{}
return &pb.ReplyMessageResponse{Message: response.Reply(in.GetText())}, nil
}
コードの解説
// アカウントの作成をしています。
account.CreateAccount(in.GetLineId())
// メッセージをログとして残しています。
messageLog.Logger(int(account_row.ID), in.GetText())
// 返信用メッセージのテキストを返す。
response.Reply(in.GetText())
返信用のランダムテキストはDBじゃなくて、レスポンスモデルに配列で持っています。
(上のコードにないですが)
var replyPattern = []string{
"今が1番幸せ", "いつもありがとう", "あなたと一緒にいると楽しい", "早く会いたいな",
"2人だけの秘密ね",
}
Seed
responsesテーブルのデータを事前に入れておきます。
INSERT INTO `responses`(`match`, `text`)
VALUES ("愛してる", "私も愛してる"), ("かわいいね", "もうっ、恥ずかしいよ //");
TRUNCATE responses;
※ go-gormigrateを使用しています。
彼女と会話してみる
どうやら相思相愛のようです > <
あとがき
BOTから返信を貰うためにLINEにテキスト打つ時が一番キツかったですねw
気づいたら、今年ももうあと少しですね〜。
世の中的に色々あって大変でしたけど、落ち着いて来ているので楽しいクリスマス・年末年始を過ごせそうです!
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