Pythonでは辞書型のデータに付いても、
ループを適用することができます。
いくつかバリエーションがあるので、
問題で学んでいきましょう。
問題
次のコードA,B,Cを実行した結果をそれぞれ答えなさい
A.
marines = {"荻野":0, "藤原":1, "松川":2, "角中":3, "友杉":4}
for item in marines.values():
print(item)
B.
marines = {"荻野":0, "藤原":1, "松川":2, "角中":3, "友杉":4}
for item in marines.keys():
print(item)
C.
marines = {"荻野":0, "藤原":1, "松川":2, "角中":3, "友杉":4}
for key, item in marines.items():
print(f"{key}:{item}")
解説
A
0
1
2
3
4
B.
荻野
藤原
松川
角中
友杉
C.
荻野:0
藤原:1
松川:2
角中:3
友杉:4
{}で定義されたリストは辞書型と呼ばれ、
データのラベル(キー)と値(バリュー)をセットで管理することができます。
(キーを指定することで、値の取得や更新をすることができる)
辞書型に対しても繰り返し処理を行う事ができ、
キーを扱うか、バリューを使用するかにより、
inの後ろの書き方が変わります。
- 辞書型の変数.values()
- 値のみをリストとして取り出す
- 辞書型の変数.keys()
- キーのみをリストとして取り出す
- 辞書型の変数.items()
- キーと値をリストとして取り出す
- forの後ろに2つ変数を書き、1つ目にはキー、2つ目には値が格納されます