【勉強時間10時間以下】
はじめに
社会人4年目のITエンジニアです。普段からシステム開発やインフラ、AIまわりの仕事をしているのですが、ふと「ITパスポートってノー勉でいけるのでは?」と思い立ちました。この記事は、そんな軽い気持ちから受験してみた体験談をまとめたものです。
「ITエンジニアはITパスポートどのくらい勉強が必要?」と思っている方や、「いまさら取る意味あるの?」と感じている方に向けて、リアルな感想を書きます。
受験のきっかけ
もともと社内で資格お祝い金制度があり、対象資格一覧を眺めていたところに「ITパスポート」がありました。
ふと、いまの自分は、ノー勉でもITパスポート受かるのでは?と思ったのがきっかけです。
試しに過去問道場を解いてみたところ、
6割合格の試験で
- 1回目 令和7年:57点くらい(ギリギリ落ちる)
- 普通にわからなかった問題の解説読みこみ
- 2回目 令和6年 :70点くらい(ギリギリ合格ライン)
という結果で、「これは…ノー勉では、落ちてたな」と思いましたが、逆にこれ復習すればいけるかも??
と思いました。解説を読みこみながら少しだけ勉強して受けてみることにしました。
勉強方法
使用した教材
- ITパスポート試験ドットコム 過去問道場(メイン)
- YouTube(ストラテジ系の解説動画):前日に垂れ流し
学習内容と時間
- 過去問道場の解説はすべて読む
- わからない用語や図はその都度ググって確認
- 過去問道場の問題を2年分(約200問×2回) 解き直し
- 試験前日はYouTubeをBGM代わりに流す程度
合計の勉強時間は、おそらく5〜10時間くらいでした。
知ってる単語も多いものの、ちゃんと意味を理解していなかった単語、知らなかった単語も沢山ありました。
試験当日
いざ本番。過去問で出てきた内容とは全然違う問題も多くてびっくり。
特に、なぜか過去問では出てこなかったマイナンバーカード関連の問題が3問ぐらい出てきて、「え、こんなの過去問に出てなかったけど!?」と焦りました。
わかる問題ももちろん多かったですが、正直これは落ちたかなと思いました。
結果と感想
結果は655点ギリ合格。
正直、ノー勉では厳しかったと思いますが、少し復習すれば十分いけるレベルでした。
勉強を通して、「なんとなく知ってるつもりだった言葉」をちゃんと定義づけて理解できたのが一番の収穫でした。
また、試験後、点数はすぐ出るんですが正式合格通知は月で発表日?が決まっているようで、少し後になってしまうようです。
まとめ
- ITエンジニアでもノー勉では厳しい(けど少しやれば見込みあり)
- 過去問道場の解説を丁寧に読む
- YouTubeで耳慣らしすると理解が深まる
- 知らない単語は都度ググるのが吉
いまさら感はありますが、受けてよかった資格でした。自分の知識の整理にもなるし、社内制度でお祝い金がもらえるなら、コスパも最高です。
おまけ:これから受ける人へ
- ITエンジニアはだいぶ有利だけどノー勉は無理
- 公式テキストは不要。過去問道場+ググりで十分
- 試験中は焦らず、「なんとなく聞いたことある」を信じて選ぶ!
おわりに
ITパスポートは「簡単な国家資格」と言われますが、実際に受けてみるとノー勉は無理でした。日常業務では触れない領域も整理できるので、社会人数年目で一度受けてみるのはアリだと思います。
