20
13

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

Firebase プロジェクトのディレクトリ構成 ベストプラクティス

Last updated at Posted at 2019-02-11

まだ1つしかプロジェクト作ったことないのでベストもクソもないのですが、よく見かけるサンプルのディレクトリ構成に違和感があるもので。。。

対象プロジェクト

Firebase プロジェクトで Hosting と Functions を使い、かつ Hosting にデプロイするファイルを Webpack 等を用いてビルドする場合です。

ベストプラクティス

単純な話なのですが、Firebase プロジェクト直下に1つディレクトリを作成してこれを hosting プロジェクトのルートにするのがベストです。

<Filrebase Procject>/  # Firebase プロジェクトのルート
    firebase.json
    package.json
    hosting/           # Hosting プロジェクトのルート
        build/         # Hosting プロジェクトのビルド成果物 = Hosting のデプロイ対象
        src/           # Hosting プロジェクトのソース
        package.json
    functions/         # Functions プロジェクトのルート
        src/           # Functions プロジェクトのソース
        package.json

hosting と functions が横並びでディレクトリ構成が統一されます。
どう考えてもこれがキレイな構成ですよね。。。

firebase.jsonには Hosting プロジェクトのビルド成果物を公開ディレクトリとして設定します。

firebase.json
  "hosting": {
    "public": "hosting/build"

ルート直下の package.json にはデプロイスクリプトなどを登録しておきます。

package.json
 "scripts": {
    "deploy": "yarn --cwd hosting build && firebase deploy"
  }

よく見かけるサンプル(良くない例)

よく見かけるサンプルでは、Firebase プロジェクトのルート = Hosting プロジェクトのルート となっているものが多いです。

<Filrebase Procject>/  # Firebase プロジェクトのルート、Hosting プロジェクトのルート
    firebase.json
    build/            # Hosting プロジェクトのビルド成果物 = Hosting のデプロイ対象
    src/              # Hosting プロジェクトのソース
    package.json
    functions/        # Functions プロジェクトのルート
        src/          # Functions プロジェクトの
        package.json

Hosting だけのプロジェクトであればこれでもいいのですが、Functions も使うプロジェクトだと hosting と functions が入れ子になってしまいます。

どう考えても歪な構成ですよね。。。

作成手順が良くない?

このような歪なディレクトリ構成がまかり通っているのは、入門書などで以下のような順番で説明しているからではないでしょうか。

  1. 最初にローカルで動く SPA を作成
  2. SPA を Firebase プロジェクトにしてデプロイする
  3. Functions を使用するコードを追加

最初にSPAとして作成して後付けで Firebase プロジェクトにすると、どうしてもFirebase プロジェクトのルート = Hosting プロジェクトのルート になってしまいます。。。

20
13
10

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
20
13

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?