待ちに待った AWS re:Invent 2025 がやってきます。
参加 2 回目の若輩者ですが、自分の中の王道の楽しみ方をまとめておきます。
当然、経験豊富な玄人ではなく、re:Invent 初心者寄りの方向けです。
イベントの流れ、どんなことを楽しめるか、がまだあまり分からない方はぜひ読んでいただきたい内容です。
1. 体験をデザインする
AWS re:invent では把握し切れないほどのセッションやイベントが行われます。
その数なんと 2,700 超えです。
つまり、何をするかは選び放題。
自分がどんな体験をする 1 週間にするかを事前に考えておくことで、イベント中の楽しさや得られるものが倍増します。
もちろんどこに楽しさを感じるかは人それぞれですが、AWS re:Invent に参加された方々からはこんな感想を聞きます。
楽しみ方のサンプルとして、自分の好みを探るきっかけになるかもしれません。
刺激がすごい
AWS に興味を持つ人達が一堂に会し、AWS の大量のアップデートの波に揉まれる。
この異様な熱気を前に、刺激を受けなかったという人は今のところ会ったことはありません。
やる気スイッチが全部オンになるのを感じるでしょう。
最新技術とその使い方を学べる
アップデートのみならず、サービスや機能をどのように使うか、どんな課題を解決できるのか、そして実際に触ってみるハンズオンなど、その理解を深めるセッションがたくさんあります。
実運用の悩みを解決するヒントをもらえる
サービスを使うにあたって運用上発生するトレードオフやトラブルシューティングなど、リアルな意見が飛び交う Chalk Talk や Code Talk があります。
またセッション後にプレゼンターに突撃して質問することもできますので、はっきりとした悩みがある場合には解決の糸口をつかめるでしょう。
特に開発者の生の声を聞ける Builder's session の後には、質問のために長蛇の列ができることもあります。
トレンドを肌で感じられる
最近であれば生成 AI というワードは毎日のように聞くようになりましたが、その中で AWS はどこに力を入れているのか、どんな技術が生まれているのか、世の中はどんなフェーズにいるのか、など大きな流れを感じることができます。
機能紹介や使い方のようなミクロな視点から、時代の流れというマクロな観点まで、幅広い学びがあるイベントです。
自分を見つめ直せる
受け切れないインプットにひとしきり溺れた後、自分はこれからどうしようか?という問いに誰しもが至ります。
AWS の特定領域のスペシャリストになるのか、ジェネラリストになるのか、はたまたマルチクラウドに強くなるのか。
そしてそれをどうやって、どのくらいのタイムラインで実現していくのか。
答えがなく、究極に自分事であるこの問いに向き合うことで、今後のキャリア、人生を大きく変えるきっかけになるかもしれません。
規模の大きさが楽しい
会場間の距離や会場内の広さもそうですが、Keynote で人の多さに驚き、ライブ会場になることに驚き、迫力ある演出にまた驚き、ビッグイベントであることを感じます。
またとても回り切れない Expo のブースや、食事会場の広大さ、道路の広さ、ホテルのモニュメントの大きさ、など至る所に日本にはない規模の大きさが溢れています。
お祭り最高
ラスベガスという街がお祭りムードになり、イベント会場はどこもウェルカムな雰囲気。
そして連日のパーティーに、締めの re:Play.
音楽もゲームも食事もキャパを超えて楽しむことができます。
またこれはお祭りではありませんが、空港を降りた時から毎日見ることになるスロットマシン始めカジノが非日常感をさらに加速させます。
2. 予約する
どう楽しみたいかをなんとなく決めたら、次はセッションやイベントを予約します。
非常にたくさんの種類があり、初見では面食らうかと思います。
re:Invent の経験値によっておすすめが変わってきます。
自分の楽しみ方や熟練度に沿ったセッションを選びましょう。
予約が埋まっていても、セッション前に並べば入れることも多いので、気になるものはお気に入りしておくと良いです。
初心者向け
Keynote
いわゆる基調講演で、AWS 全体の方向性を示す目玉講演です。
会場の迫力を生で味わうことで、re:Invent というビッグイベントに来たことを実感できます。
ある程度経験してくると、ぶっちゃけ YouTube の方が見やすくて良い、という意見もよく聞きます。
Innovation Talk
部門責任者による講演です。
自身の興味に沿って選ぶとよいでしょう。
特定領域のトレンドや最新事例を聞くことができます。
Breakout session
機能やベストプラクティスの紹介など、いわゆるセミナーっぽいやつです。
種類も豊富で、re:Invent では比較的短い 1 時間のセッションのため敷居は低めです。
中級者向け
Workshop, Builder's session, Interactive training
最新機能を中心に触って学べるハンズオンです。
後日配信されないので re:Invent に来た甲斐がある気分になります。
私は今回この特別感を求めて Workshop 多めで予約してみました。
Chalk talk, Code talk
特定トピックに関するディスカッションが行われます。
その場で出た質問に応じて話題が変わっていくので、それなりの英語力が必要です。
ただしサービス担当者や現場のリアルな声が聞けるため、ドキュメントだけでは分からない実運用を学べます。
これも後日配信されません。
上級者
Gamified learning
運用の課題を解決していく GameDay や、クエストをクリアしていく AWS Jam といった、ゲーム形式で学ぶセッションです。
2 ~ 4 時間の長めのものが多いです。
Bootcamp
1 つのトピックに関して深掘りしていくセッションです。
朝から夕方まで 1 日中かけて、テーマに沿ったインフラやシステムを作り上げるものが多いです。
難易度は必ずしも高いわけではなく、他のセッション同様 100 - Foundational から 400 - Expert まで様々です。
3. 体調を整える
当たり前かもしれませんが、1 つの章として挙げるくらい重要度は高いです。
さしてここに特筆する事項はないですが、手を洗う、マスクをする、予防接種を打つ、などできる対策はしておくことをおすすめします。
渡航前後に体調を崩して re:Invent 期間中ずっと寝込んでいた方も知っています。
滅多にない機会なので元気に楽しみたいですよね。
4. 駆け抜ける
そしてイベント期間を駆け抜けます。
スケジュールを遵守する部分、アクシデントや NEW LAUNCH の出現など臨機応変に対応する部分、色々あるかと思いますがとにかく存分に体験する期間です。
できる限り吸収できるよう、足を運んだり、積極的に話しかけたりしてみると成長機会に繋がりやすいように思います。
情報の海に圧倒される毎日になるので、あの手この手で何とか吸収できるものを増やしましょう。
画面いっぱいにコインやアイテムがある空間でぴょんぴょん跳ね回るマリオのような状態です。
5. 振り返る
最新のテクノロジー、周囲のレベルの高さ、時代を見ている全能感、お祭りの高揚感。
色んな体験が混ざり合って、世の中はこれからどうなっていくのだろう、そして自分はどのように時間を使えばいいのだろう。
ふとそんな風に内省したくなります。
自分のキャリアの棚卸しや次の目標設定にも繋がるかもしれません。
業務に戻る前に、ぜひじっくり振り返る時間を確保することをおすすめします。
6. 活かす
知識欲が止まらない方は学習、ブログを書く方は執筆、業務に取り入れる方は提案や実装など、何かに活かしてこそイベントの意味があります。
日常が再開すると一気に引き戻される感覚になるので、鉄が熱いうちに叩きまくりましょう。
まとめ
楽しむポイント、学び方、時間の使い方は人それぞれですが、ぜひ最高の 1 週間にしましょう。
今日も小さな学びを。