Javaのインクリメント・デクリメントについて
オペランド(演算の対象になる式のこと。以下iで示す。)を加算または減算するときに用いる。
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インクリメント
オペランドを1加算すること。
i++
または++i
のように記述する。意味としては、i += 1
と同じ。
i++
と++i
の違いは、記述された部分の処理の前に加算するか、処理の後に加算するかの違い。 -
デクリメント
オペランドを1減算すること。
i--
または--i
のように記述する。意味としては、i -= 1
と同じ。
i--
と--i
の違いは、記述された部分の処理の前に減算するか、処理の後に減算するかの違い。
記述例
//sample_code1
int i = 8;
System.out.println("インクリメントについて\n");
System.out.println("後置のインクリメント:" + i++); //8と表示される。表示後、+1される。
System.out.println("前置のインクリメント:" + ++i); //10と表示される。表示前に+1される。
System.out.println("i += 1の場合:" + (i += 1)); //11と表示される。
System.out.println("\n以下デクリメントについて\n");
System.out.println("後置のデクリメント:" + i--); //10と表示される。
System.out.println("前置のデクリメント:" + --i); //8と表示される。
System.out.println("i -= 1の場合:" + (i -= 1)); //8と表示される。