昨今のセキュリティが重要視されている中、ServiceNowにもフィールドの値を暗号化する機能が当然あります。ServiceNowの暗号化機能を検証していた際に少し苦労したのでその点について記述していきます。
#問題
同じ暗号化コンテキスト(暗号化・復号化鍵のようなもの)を設定したユーザAとBにおいて、Aで暗号化した値が、Bから見て復号化した値がフィールドに表示されない。
#結論
暗号化の検証作業では代理操作を使うな!
ServiceNowの特徴である代理操作を使うと、暗号化の検証は正しく行えません。
(冷静に考えれば、本来見えてはいけないものが代理操作で見えてしまうのは、本末転倒ですからね。。)
公式のDocsにも書かれています。
代理操作
#詳細
具体的な検証手順について書いていきます。
#####メジャーバージョン
・Orlando
#####暗号化種類
・カラムレベル暗号化(暗号化のサポート)
#####前提
・プラグインを入れる
・設定は"security_admin"ロールを持つユーザ
#####手順