Informatica Intelligent Data Management Cloud
この記事は インフォマティカ Advent Calendar 2022 Day 1 の記事として書かれています。
Informatica Intelligent Data Management Cloud (IDMC) は、必要なデータを発見し、あらゆるシステムのデータを繋げ、データを綺麗にすることにより信頼性を確保し、システムや業務を超えて関連付けた横串分析や、誰もが簡単かつ安全にデータが扱われるよう統制を可能にするデータマネージメントプラットフォームです。
2022年12月現在、以下のサービスは日本語版がリリースされています。
・データカタログ (システム・メタデータ管理)
・データ統合 (ETL,ELT,データ統合ハブ,インジェスチョン)
・API&アプリ統合 (API開発と公開,ビジネスプロセス統合)
・データ品質 (データプロファイリング,データクレンジング)
・マスタデータ管理&360アプリ (顧客マスタ,参照マスタ,財務マスタ)
・データガバナンス&プライバシー (ビジネス・メタデータ管理)
2022年12月現在、以下のサービスは英語版がリリースされています。
・データマーケットプレイス (データのECサイト)
データセンター
IDMCは日本を含む世界8か国のデータセンターで稼働しています。
データセンターによって提供するサービスが異なります。詳細は後述のProduct Availability Matrix で確認できます。
Secure Agent
オンプレミスのシステム間でのデータ統合にも関わらずデータがクラウドを経由してしまうとセキュリティやパフォーマンスの考慮が必要となってしまいます。
IICSはクラウドサービスですが、ハイブリッドのアーキテクチャを採用しています。社内あるいはIaaSなどユーザーが管理するネットワーク上のサーバにSecure Agentと呼ばれるモジュールをインストールすることにより、セキュアかつ高パフォーマンスなデータ統合を実現できます。
Secure Agentのインストール要件については、以下のInformatica Network(技術情報サイト)をご参照ください。
Secure Agentのインストール要件
IDMCのトライアル
IDMCは30日間の無償トライアルが利用できます。
トライアルを利用するには次のブログを参考にサインアップを行ってください。
Informatica Intelligent Cloud Services のサインアップ - Informatica Network
トレーニング
IDMCの操作を体験いただけるウェビナー形式のハンズオントレーニングや、自分のペースで学習できるオンデマンドトレーニングもあります。
Product Availability Matrix
IDMCのデータセンター毎の利用可能サービスやSecure Agentの稼働OSはProduct Availability Matrix (PAM)で確認できます。
なお、PAMにアクセスするにはInformatica Network(技術情報サイト)にアカウント登録する必要があります。
Informatica Networkのサインアップ - Informatica Network
困ったときは
Informatica Community内のJapan User Groupでディスカッションやご質問をすることができます。
Japan User Group
ただし、Japan User Groupのメンバーによるベストエフォートでの返信になります。
最後に
Advent CalendarではIDMCの様々な機能が紹介されます。「この機能を使ってみたい!」などあれば、本記事で紹介したトライアル環境にサインアップして自由に試してみてください。