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AlibabaCloud RDSのバックアップファイルをOSSへコピー

Last updated at Posted at 2018-05-17

概要

AlibabaCloudのRDSを利用していてバックアップファイルを別にとって置けたら嬉しいなぁと思い検証しました。
RDSインスタンスを消すとRDSのバックアップファイルは消えちゃうし、DRとか考え始めるとOSSにコピーして持っておく意味はあるかなと。

下図が目標
スクリーンショット 2018-05-17 19.07.21.png

手順1.〜2.での対応

スクリーンショット 2018-05-17 20.00.51.png

1. RDSインスタンス作成

RDS コンソールを開く

コンソールへログインして上部の「プロダクトとサービス」から「Apsara for RDS」を選択する。
スクリーンショット 2018-05-17 18.55.45.png

RDSインスタンス作成

日本リージョンを選択し「インスタンスを作成」をクリック
スクリーンショット 2018-05-17 19.01.03.png

購入の際は、サブスクリプションか従量課金かの選択に注意して要件にそって購入します。

2. RDSのバックアップ

RDSのバックアップファイルの確認

RDSインスタンスの管理コンソールを開く

RDSコンソールからインスタンスの「管理」をクリック
スクリーンショット 2018-05-17 19.24.07.png

RDSバックアップの管理コンソールを開く

左ペインの「バックアップとリカバリ」をクリックする
スクリーンショット 2018-05-17 19.37.15.png

RDSバックアップファイルのVPC内のURLリンク(認証付き)を確認

対象バックアップファイルの「ダウンロード」をクリックする
スクリーンショット 2018-05-17 19.40.24.png

同一VPC内にコピーをするので「イントラネットアドレスをコピーする」
スクリーンショット 2018-05-17 19.55.33.png

【補足】RDSのバックアップについて

RDSインスタンスを作成すると自動でバックアップが作成される。
デフォルトは毎日13時〜14時にバックアップを実施する。SQLserverはフルと増分を繰り返す仕様になっている。
詳しくは以下の参考URLを参照。
参考:RDS データのバックアップ

手順3.〜5.での対応

スクリーンショット 2018-05-17 20.41.54.png

3. OSS作成

OSS管理コンソールを開く

コンソールへログインして上部の「プロダクトとサービス」から「Objet Storage Service」を選択する。
スクリーンショット 2018-05-17 20.56.08.png

バケット(ファイルの容れ物)を作成

「バケット作成」をクリックする
スクリーンショット 2018-05-17 20.59.05.png

バケットの確認

OSS管理コンソールの左ペインに作成したバケット名が表示されるのでクリックし内容を確認してみる
スクリーンショット 2018-05-17 21.03.23.png

4. OSSFSを導入設定

今回は、RDSのバックアップ先にOSSを選択するがOSSFSを利用する。
OSSFSはオブジェクトストレージをECS(Linux)へマウントするツール。

OSSFSをインストール

# wget https://github.com/aliyun/ossfs/releases/download/v1.80.3/ossfs_1.80.3_centos7.0_x86_64.rpm
~snip~
`ossfs_1.80.3_centos7.0_x86_64.rpm' へ保存完了 [1149462/1149462]

# yum localinstall ossfs_1.80.3_centos7.0_x86_64.rpm 
読み込んだプラグイン:fastestmirror
~snip~
完了しました!

# echo <OSS名>:<AccessKeyID>:<AccessKeySecret> /etc/passwd-ossfs
# chmod 640 /etc/passwd-ossfs 

参考:SBクラウド:OSSFSによるOSS as FileSystem

OSSのマウント

マウントポイントとして「/var/tmp/ossfs」を作成しマウント

# mkdir /var/tmp/ossfs

# ossfs <oss名> /var/tmp/ossfs -ourl=oss-ap-northeast-1-internal.aliyuncs.com

アンマウントは以下

# fusermount -u /var/tmp/ossfs

5. OSSへバックアップファイルをコピー

OSS(OSSFS)へバックアップファイルをダウンロード

ダウンロードファイルのURLは、手順2.でコピーしたバックアップファイルのURLを利用

# curl -O "http://rdsbakbucket-japan.oss-ap-northeast-1-internal.aliyuncs.com/custins***/hins***.zip?OSSAccessKeyId=***=***&Signature=***"

終わりに

DRなどのデータ保管の為にやってみましたが、もっとイケてるやり方あるよという方いらっしゃいましたら教えて下さい。

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