環境・事象
すべてWindows2022サーバー
複数台のサーバーから1台に対して定期的にログを転送する。
JP1/AJS3からバッチファイルを呼び出し、バッチファイルの中でxcopyを実行する。
コピー元
D:¥~¥log¥yyyymmdd¥[hostname].log
コピー先
¥¥server¥~¥log¥
xcopyが異常終了し、バッチファイルのログには「共有違反」が出力される。
発生頻度および発生サーバーはランダム。
原因
xcopy実行時、コピー先のフォルダーが存在しない場合は暗黙でフォルダー作成が実行される。
同名のフォルダー作成が同時に複数実行された場合、一件のみ成功し、残りは異常終了する。
xcopyの実行タイミングの重複が原因であり、AJS3は無関係。
仮にタスクスケジューラーからバッチ実行していても、実行時刻が同じなら同様の事象が発生していたと思われる。
対応
案1
xcopyではなく、リトライ機能のあるrobocopyを使う(=バッチファイルの修正)
案2
ジョブネットの実行タイミングをずらす。
結論
他にxcopyを使っている処理が無いかといった類似確認や、ツール修正後の単体テストのやり直しなどの「お作法」をやる時間が無く、案2を採用。
類似確認は保守課題に引き継ぎとする。
以上