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AWS App Runnerの環境変数にSSM Parameter Storeを指定する

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背景

アップデートで、AWS App Runnerデプロイ時にAWS Secrets ManagerとSSM Pramaeter Storeの値を環境変数として取得することができるようになりました。

SSM パラメータから値を取得するケースは結構ありそうなので試してみます。

前提

コンテナは作成、ECRにPush済みです。
環境変数$TEST_PARAMの値を画面に出力するコンテナを作成しました。
環境変数が設定されていない状態だとなにも出力されません。
スクリーンショット 2023-01-25 160247.png

パラメータの作成

ssm パラメータの作成を行います。
name:test-param,value:test-valueとして作成しました。

$ aws ssm put-parameter \
    --name "test-param" \
    --type "String" \
    --value "test-value" 

インスタンスロールの作成

App RunnerがSSM Parameter Storeにアクセスするためにインスタンスロールを作成し、ssmへのアクセス権限を付与します。
IAMのコンソールから以下の設定でロールを作成します。

信頼されたエンティティ

{
  "Version": "2012-10-17",
  "Statement": [
    {
      "Effect": "Allow",
      "Principal": {
        "Service": "tasks.apprunner.amazonaws.com"
      },
      "Action": "sts:AssumeRole"
    }
  ]
}

RoleにアタッチするPolicy

{
  "Statement": [
    {
      "Action": [
        "ssm:GetParameters"
      ],
      "Effect": "Allow",
      "Resource": [
        "arn:aws:ssm:<region>:<aws_account_id>:parameter/<parameter_name>"
      ]
    }
  ],
  "Version": "2012-10-17"
}

Serviceの作成

App Runnerのサービスを作成します。
環境変数欄で環境変数を設定します。
name:TEST_PARAM
valule:arn:aws:ssm:<region>:<aws_account_id>:parameter/<parameter_name>

スクリーンショット 2023-01-26 115244.png

インスタンスロールには先ほど作成したRoleを選択します。

image.png

確認

デプロイ後、デフォルトドメインにアクセスすると、パラメータ値が取得されて表示されることを確認できました。
image.png

終わりに

ssm パラメータからパラメータ値を取得し、App Runnerの環境変数に配置するところまでを確認しました。
実際に試してみて。一度取得したパラメータ値から更新する場合はタスクを再デプロイしてパラメータ値を再取得する必要がありそうな点が気になりました。
余談ですがCopilotのmanifestでも試してみたのですが、うまくできなかったのでCopilotにはまだ未対応なのかもしれません。Copiloetで取得する場合はSecrets機能を使うのがベタかなと思います。

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