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組織文化醸成活動のこれまで

Last updated at Posted at 2025-09-26

はじめに

こんにちは!
パーソルホールディングス(以下、PHD)でエンジニアをしているt_kuro@カルチャークラフトです。
私は2023年10月に中途入社したのですが、これまで1年以上取り組んできた組織文化醸成活動について紹介したいなと思います!

所属組織について

私が所属しているPHDのグループAI・DX本部デジタル開発部はグループ個社向けに業務改善系のシステム開発を行っている部署です。まだ2023年の2月から前身のグループDX本部が本格的に始動し始めて2年半の新しい組織です。グループ個社向けのプロダクトを開発しながら少しずつ開発環境や開発体制、組織文化を育んでいる状況です。

詳細についてはこちらのPHDブログにも説明があるのでぜひ読んでみてください!

活動発足のきっかけ

PHDに入社したての2023年11月ごろ、所属している部や室の組織文化醸成についてできることはないかなと考えていたところ、私の一か月後に入社されたエンジニアの方がナレッジ共有として輪読会をやってみたい!との声が上がりました。まずは2人から組織文化醸成の活動を始めることになったのです!

その後中途入社される方が増え、現在は4名で「カルチャークラフト」というチーム名で活動しています。

活動内容

輪読会

  • 実施概要
    • 共通言語を増やし、お互いのナレッジの共有を図ることが目的
    • 朝の15分×週4回で実施し、少しずつみんなで書籍を読み進めていくスタイルを採用
    • 輪読会終了後はアンケートを取り、継続的にカイゼンを実施
  • これまでの活動
    • 2023年12月から定期的に実施
    • 第一回の書籍は「ロジカルシンキング」
      • ビジネス書界隈ではとても有名な書籍!
    • 第二回の書籍は「カイゼンジャーニー」
      • アジャイル開発の組織作りを考える方にとってはバイブル的存在?
    • 第三回の書籍は「解像度を上げる」
      • 第一回のロジカルシンキングをより実務的な観点から学び直し
    • 第四回の書籍は2冊
      • 「7日間でハッキングをはじめる本 TryHackMeを使って身体で覚える攻撃手法と脆弱性」
        • TryHackMeを使ってハンズオンで攻撃手法と脆弱性を理解する
      • 「GitLabに学ぶ世界最先端のリモート組織のつくりかた」
        • フルリモート組織におけるルールや文化醸成の事例を学ぶ

対バン

  • 実施概要
    • 開発チーム間のコミュニケーションや相互理解を深めるためことが目的
    • 30分/週1回で、開発チーム間でのコミュニケーションを実施
  • これまでの活動
    • 2024年下期にトライアル実施。2025年度に本格運用予定

ナレサー(ナレッジサークル)

  • 実施概要
    • 開発中に得たナレッジを他のチームと共有することが目的
    • 30分/週1回で、開発チームから各1名の混成3チームとSREチームの計4チームで実施
  • これまでの活動
    • 2024年下期に実施。2025年度は企画中

活動の所感

ありがたいことにどのイベントも参加者の皆さんは楽しく積極的に参加してくれました。実施後の振り返りを述べます。

輪読会
毎回10名以上のメンバーが参加してくださり、総合評価が5段階中4以上を得ており概ね活動には満足との評価でした。書籍が皆さんに共通するテーマだったので、ある程度具体的に理解できた部分が大きいのかもしれません。
一方、これまで一度に10名以上の開催であったためなかなか発言が難しいという問題がありました。今後はその点を改善していきます!

対バン
まずは楽しんでコミュニケーションすることが目的たっだため、その点は達成できたかなと思います。
一方で楽しかっただけでコミュニケーションがうまくいったかを判断するのは難しく、どのような指標を判断材料にするかは今後の課題かなと思います。

ナレサー
このイベントをきっかけにチーム間の状況がわかるようになってきたという声が多数あり当初の目的は達成できたかなと思います。
一方、各チームで話された話題をどのように全体で共有するかが課題となっています。取り組み自体はいい評価を得ているので、より組織全体にナレッジ共有できる仕組み作りを考えていきます!

今後の予定

気が付けばもう2025年度上期もそろそろ終わりです。
これまで得てきたさまざまなフィードバックを活かして取り組みを改善していきます。

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