この記事はNode-RED Advent Calendar 2018 21日目の記事です。
Raspberry Pi Sense HATとは
ラズベリーパイ公式サイトにもあるラズベリーパイ専用のアドオンボードです。
Sense HATは、「Astro Pi」という、宇宙ステーションでラズベリーパイを動かそうというプロジェクトのために作られたアドオンボードです。8×8フルカラーLEDディスプレイ、ジョイスティックの他に、6種類ものセンサが組み込まれています。
amazonで販売しています。Raspberry Pi Sense HAT - 6 センサー、8x8 LEDマトリックス、ジョイスティック
遊ぶまえに
Raspberry Pi3のOSであるRaspbianにはNode-REDに、Sense HAT用のノードが標準に登録されています。これはいいですね。
今回は、IBM developerWorks Recipesを利用して遊んでみようと思います。
ゲームの内容は、
「Sense HATの傾斜センサーとLEDディスプレイを使用した単純な大理石の迷路ゲームを作成します」
です。
参考のURLはこちら。
Node-REDの設定
非常に簡単な構成です。
Sense HATのノードはここにあります。
- Sense HAT入力ノードを追加して、 Motion eventsのみを送信するように設定します。
- 読み込みダイアログを開き、ここからJSONを貼り付けます。モーションイベントを処理するためのFunctionノードが追加されます。
- Sense HAT出力ノードを追加します。
デプロイしたら、ラズベリーパイを傾けると、赤い点である「大理石」をディスプレイの周りに移動できます。
目的は、大理石を青い点、「目標」に当てることです。
緑色の点は、壁です。
大理石がゴールに当たったら、新しい壁を作り、ゴール場所が変わります。
こんな感じで遊べます。
Raspberry Pi Sense HATをNode-REDで遊んでみました。 pic.twitter.com/3Ekfj0Ap2b
— t_kobanyn (@kobanyn) 2018年12月21日
終わりに
あそべるように自動起動設定を行いましょう。
次のコマンドを実行します。
$ sudo systemctl enable nodered.service
再起動して、起動しているのを確認して下さいね。
それでは、Node-REDでEnjoyしましょう!!