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こんにちは!
ポーラ・オルビスホールディングスのITプロダクト開発チームでスクラムマスターをしている川田です。

以前、Professional Scrum Master(PSM)試験を受験した際の記事を書きました。

記事内でScrum.orgが推奨しているスクラムマスター向けのラーニングパスをご紹介しました。若干順番は前後してしまいましたが、ラーニングパスに沿ってProfessional Scrum Facilitation Skills(PSFS)とProfessional Scrum Product Owner I(PSPO I)を受験し、無事合格したので、今回はそれらの試験について書きます:thumbsup:

Professional Scrum Facilitation Skills(PSFS)

概要

PSFSはファシリテーションの手法と使い方に関する知識を認定するものです。PSMやPSPOとは異なり、レベル別の認定はなく、1種類のみです。

試験に関する情報は以下の通りです。PSM Iと比較すると制限時間は半分ですが、そのぶん問題数は3分の1に減っています。気軽に受験できますが、合格ラインは変わらないので許容できるミスが少なく、よりシビアになっていると言えます。

項目 詳細
受験費用 $200
合格ライン 85%
制限時間 30分
設問数 20問
問題形式 単一選択
複数選択
Yes/No選択
対応言語 英語

合格までにやったこと

スクラムガイドを読み込む

PSMの時と同じく、スクラムガイドを読むことから始めました。試験概要にも

While attendance is not a prerequisite, attending the Professional Scrum Master I (PSM I) course is strongly recommended as earning the certificate requires a fundamental understanding of Scrum.

受講は必須ではありませんが、認定資格の取得にはスクラムの基礎的な理解が必要となるため、Professional Scrum Master I(PSM I)コースの受講を強くお勧めします。

とある通り、スクラムの理解が必要です。PSM Iを受験してから少し時間が経っている場合は、思い出すことも兼ねて読んでおきましょう。

Facilitation Skills Openを解いてみる

PSFS対策として、Scrum.orgが提供してくれているFacilitation Skills Openを解きました。PSMの時もそうでしたが、このような簡易なアセスメントが準備されているのはありがたいですね:pray:
問題数は10問と若干少な目ではありますが、本番で似たような問題も出題されたので、繰り返し解いて安定して100点を出せるようにしておくと良いでしょう。
また、日本語で受験される方はブラウザが翻訳した文言に慣れるためにも解くことをお勧めします。ちなみに、ファシリテーションの手法としてよく出る ”Fist to Five” や ”White Elephant” は、それぞれ「5つの拳」と「白い像」になります。わかりますけどね・・・:sweat_smile:

模擬試験を解いてみる

Facilitation Skills Openの問題数が少ないこともあり、今回もUdemyの模擬試験を繰り返し解き、90%以上のスコアが安定して出せるようになった時点で本番に臨みました。以下の問題集を利用しました。

PSFSについては回答の選択肢を消去法で消しにくい問題が多いと感じます。よって、純粋に知識を積み上げるしかないと思います。

Professional Scrum Product Owner I(PSPO I)

概要

PSPOはスクラムとプロダクトオーナーの知識を認定するものです。

試験に関する情報は以下の通りです。PSMと同じく、3段階のレベルが用意されています。PSPO I は PSM I と同じ条件のため、同程度のレベルだと思われます。対して PSPO II は時間が短く問題数が多い、PSPO III は問題数が同じで時間が長くなっており、全体的にPSMより難易度が高いようです。

PSPO I PSPO II PSPO III
受験費用 $200 $250 $500
合格ライン 85% 85% -
制限時間 60分 60分 150分
設問数 80問 40問 24問
問題形式 単一選択
複数選択
Yes/No選択
単一選択
複数選択
記述式
対応言語 英語
中国語
英語 英語

合格までにやったこと

受験してみてわかったのですが、PSPO I は PSM I とかなり重複する部分が多く、連続して受験する前提で試験対策した方が効率よかったな、と感じました。基本的な対策としてはPSMと同様で、スクラムガイドを読む、Scrum.orgのProduct Owner Openを解く、Udemyで模擬試験を探す、で十分だと思います。
ちなみにUdemyは、PSM受験の時にも利用したAGILE INSTRUCTORSが提供しているPSPO I向けの問題集を選びました。

Next Learning Journey

順番的に、次はProfessional Agile Leadership - Evidence-Based Management(PAL-EBM)に挑戦します!:muscle:
また、Scrum.orgのラーニングパスにはありませんが、今回 PSPO I を受験してみてプロダクトオーナーに関する知識も深めていきたいと感じました。いずれは PSPO II にも挑戦したいと思います!

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