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1年間毎月React Tokyoミートアップイベントを運営してみての所感

Last updated at Posted at 2025-12-01

React Tokyo立ち上げ人の一人のTeruhisaです。

この記事は、React Tokyo アドベントカレンダーの2日目の記事です。

ここでは、技術ネタではなくコミュニティ運営/イベント運営についてつらつらと書いていこうと思います。

React Tokyoに少しでも関わっていただいた方がいらっしゃったら、是非アドベントカレンダーに思いの丈を書いてみてください!

今回は、立ち上げから1年間、毎月ミートアップイベントを開催してきたことへの何かしらを思いつく限り書いてみようと思います。(普段はZennで書くことが多くなりましたが、アドベントカレンダーということでQiitaに)

※ アドベントカレンダー自体のカテゴリー的にはミスマッチです。ご容赦を。

実はReact Tokyo立ち上げから1周年

1年前、JotaiやZustand、Wakuの作者であるDaishi Katoさんと一緒に立ち上げたReact Tokyoです。

Tokyoと命名してますが、コミュニティは全国津々浦々、全世界から参加OKです。お気軽にDiscordへ!(宣伝)

ご興味のある人は、立ち上げ時の記事を読んでいただけると、何故コミュニティを作ったのかなど知っていただけるかなと。

あっという間の1年でした。

色んな方に支えられ、1周年を迎えることができ、感謝感謝です。
引き続き、どうかよろしくお願いいたします。

ミートアップイベントを毎月やってみた

ここから本題。

2024年12月に立ち上げたReact Tokyoですが、2025年1月から毎月ミートアップを開催してきました。

毎月違う会場・飲食スポンサー様からご支援頂き、実現しました。

会場・飲食スポンサー募集は自転車操業

無名のReact Tokyoなのでひたすらにお声がけさせて頂きました。
両方をご提供くださるスポンサー様、大変に助かりました・・・
やはり金銭が関わる飲食という部分が大きなハードルかなという感想です。

複数回お世話になっているスポンサーもありますが、基本的には固定化したイベントスポンサーはおらず、毎月次を探す作業に追われていました。
今もまた先のミートアップのために探しております、ご支援いただける可能性あれば是非お知らせください、よろしくお願いします・・・!!!

イベントは無料

もうお分かり頂けているとは思いますが、ミートアップイベントは全て無料です。
集まる場所があり、美味しい飲食があり、有意義な時間を過ごすことができる。これもひとえにスポンサー様のお陰でございます。
飲食物について、一人1000円の参加費でも成り立つかもしれませんが、運営的になるべくお金を扱いたくない思いからこうしています。
もしかすると、懇親会の飲食は不要かもしれませんが、ご飯を一緒に食べて横のつながりを深める機会を提供したいという思いがあるので頑張っています。
今後スポンサーが見つからない場合は分からないですね、まさに自転車操業です。

タダメシオジサン対策

1年ほど前、「タダメシオジサン」という言葉がタイムラインを(悪い意味で)盛り上げていました。
無料で飲食提供をすると、それ目当てに来てイベントを荒らす人たちをそう呼びます。

React Tokyoは、オンラインとオフラインで相互につながり、交流を促進しようという方針をたてています。
Discordへの参加必須など、人にとっては面倒に感じられる手順を踏む必要があるのですが、おそらくこれが効いています。
つながりを目的としないイベントの場合、その場限りが許されるので一つのハードルになっているのではないかと想像しています。

また、ミートアップイベントのコンテンツとしてグルーワーク(グループディスカッション)の時間を設けており、タダメシ目的でくると残念なことになるので牽制できているのでは?とも思っています。

(単に無名なだけかもしれませんが・・・苦笑)

この記事がフラグにならないことを祈るばかりです。

技術ミートアップイベントのコンテンツはどうしたら良いんだろう

ミートアップイベントなので、その場に集っておしゃべりするだけでも良いかも?とは思うのの、何かしら技術トークは聞きたいよなぁ?や、そもそも無名のイベントでただ集まろうは厳しいよなぁ?など考慮し、メイントーク(15~20分程度の技術トーク)とグループディスカッション、LT枠(ネタは何でも良い)を用意して開催しています。

もちろん、スポンサーへの感謝を込めて最初にスポンサートークもあります。

LTはDiscord内で発表者を募っています。React Tokyoはつながりを大事にするという方針があるのでconnpassで募集するのは少し違うのです。

どんどん有名人呼ばないの?

メイントークは、Daishiさんと私のつながりのある方を中心にお声がけして実現しています。自分たちの中でルールを設けていて、コミュニティに参加してくれている&少なくとも会ったことのある人、に依頼する、があります。

たまにフィードバックとして有名人を求められることがありますが、それはこういうルールを設けているからでした。

ミートアップなどを通して会って話をする、ミートアップでのLT経験を経る、などがわかりやすいパスポートになるかなと思います。
少なくともReact Tokyoコミュニティに興味を持って頂けた方にメンバーとしてお願いする、という感じです。

来年も同様のコンテンツとなるかは不明です。これもまた、コミュニティメンバーの皆さんと作り上げていけたらと思います。

サポートスタッフがいないと無理

現状、ミートアップの参加人数枠は40名としており、コンテンツ的にも立ち上げ人の2人だけでは到底運営できないボリュームになっています。

Discordの参加必須なので、参加者は受付でDiscord参加のチェックもあります。受付係が必要です。
事前の参加者整理の作業もあります。

グループディスカッションは6グループほどにわかれるのでファシリテーターが必要です。
そのための会場設営もある程度人数が必要です。

司会も必要です。
カメラ係も必要です。

お手伝い頂ける人=コミュニティサポーターがいないと到底運営できない内容をやっています。
皆さん、ほんとうありがとう。

イベントの内輪感はどう?

イベントでは知っている人同士(身内)で固まってぼっちが悲しい思いをする、なんて悲劇が起こりやすいのですが、懇親会を眺める感じその雰囲気は少なく感じています。
サポートスタッフが気の利く方が多く、話しかけてくれていることも多いんじゃないかなと思ってます。

ぼっち感じているわ〜、という人がいたら申し訳ないですが、恐らく自分とDaishiさんがぼっちになってることのほうが多いです。(要出典)
運営がぼっちなら良いんじゃないでしょうか。

これはフィードバック頂きたいですね、参加経験のある方是非感想ください!

そういえば配信しないの?

公式に配信はしません。トークは配信しないともったいないという気持ちも理解できるのですが、このイベントは”ミートアップ”だから、という方針により、オンライン要素は排除しています。

意固地に見えるかもしれませんが、恐らくこのコンセプトを蔑ろにいいとこ取りをし始めると価値が薄れると感じています。

これも先のことはわかりませんが、1年間はこの方針でした。

参加応募・出席・ドタキャン

ちょっとグサッと感じてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、素直に書いてみようと思います。

ありがたいことに、毎月イベントを公開すると40名の枠に対して毎回枠数を溢れる申込みがあります。

最初の頃は30分で埋まる、なんてこともあり大変驚いていました。
理由はわかりませんが、近頃は1日経っても埋まらないことも出てきております。

ただ、包み隠さず言うと、キャンセルや当日ドタキャンもあるので、フタを開けると40名を切るなんてこともザラにあります。イベント運営を経験したことのある人ならわかりますが、たいてい出席率は70~80%行けば良い方なのです。

(諦めないでください、補欠にいると繰り上がる可能性が高いです!!!)

5日前、当日にconnpassメールで早めのキャンセルを促しますが、ドタキャンは0にはできないのが現実です。
無料だからでは?とも思いますが、事前徴収したとしても変わらないことが多いと経験しています。

連絡つく?

connpassのアンケートでメアドとDiscordユーザー名を回答してもらっています。
(ここらへんのイベント参加とコミュニティ自体のシステムをうまくしたいのですが、良い解を得られていません。毎回入力してもらってすみません状態です)

辛いのがタイポです。連絡すら送れません。
次に辛いのは、メール見ない&Discord見ない、です。

生きたメールアドレスだとしてもメールをこまめにチェックしている人は貴重ですし、全員がDiscordを普段遣いしているわけではないので気付いてもらえないこともあります。

愚痴っぽくなってしまいましたが、コミュニティの方針が良い作用を産んでいるとは思っており、総じて悪くない運営ができているとは感じています。
あとは、参加者一人ひとりの意識の差をどう埋めて健全にできるか、こちら側の努力次第でもあるかなという所でしょうか。
うまく仕組み化できると嬉しいですね。

おわりに

なんだかチャラっと書くつもりが、長く時間をかけてしまいました。
(深夜になって何が書き足りないかもわからないのでまたの機会に)

先日、JSConfJPのアフターパーティーでJxckさんとお話したとき、「今って小さなミートアップイベントのような物が少なくなって、年1回のイベントがドーンってあるスタイルが増えたよね〜」となり、またコロナ前のように地域事に小さく集まって、それがどんどん繋がっていって欲しいという思いもあり、少しでも何かの足しになればなと思って書いてみました。

結局この記事は誰向けだったのかと言われたら、運営側だけでなく技術コミュニティやミートアップイベントに関わるすべての人向けです。何かしら感じてもらえたら嬉しい限りです。

React Tokyoは、この1年間やってきたミートアップイベントの拡張版として2026年2月28日にフェス2026を開催します。

例に漏れず、ご支援いただける範囲で実施します、無料です。なんと1社、海外からもスポンサーいただける運びとなり現在手続き中です。

当日へ向け、企画運営スタッフが頑張ってくれています。まだまだ十分な人数ではないので、コアで動いていただける人がいましたら、是非お声がけください。
当日スタッフは別途募集させていただくつもりですのでそちらもよろしくお願いします。

技術コミュニティ立ち上げたい、興味あるという人、個別になにか聞きたい人がもしいれば遠慮なくコンタクトしてください。微力ながらお手伝いします。

ここまで読んで頂きありがとうございました。
それでは、皆様良いお年を。
メリークリスマス&ハッピーニューイヤー!

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