自己紹介
GLOBISでQAエンジニアをしているharadaです。
2020年12月からGLOBISにQA担当として従事しています。
こちらで仕事を始めた当初はテスト実施をメインとするテスターでしたが、現在はテスト設計・テスト実施・UX提案などを担うQAエンジニアへと業務内容を広げてきました。
今回の記事ではテスターからQAエンジニアに業務内容を広げていくにあたってのマインドチェンジや、その過程で掴んだ上流工程への関わり方を紹介していきたいと思います。
(厳密に言うと「今日からあなたはQAエンジニアね」と言われたわけではないので冒頭で「QA担当」と名乗っていますが、業務の内容がテスターとQAエンジニアでは違いがあると考えています。)
- テスターの業務
- テストの実施、バグ報告などを行う。テストケースは用意されていることも多いが、テストケースの無い探索的テストも行う。
- QAエンジニアの業務
- 要件定義の段階から参加して品質保証全般を担当。テスト計画・テスト設計・テスト結果の分析などを行う。もちろんテストの実施も行う。
最初の業務はテスターメイン
こちらで仕事を始めた時は数人のQAチームの一人としてジョインしていましたが、業務内容はテスト実施のみでした。
テストケースはすでに作成されていて手順通りに実施して確認。テストケースの無い探索的テストも実施しました。バグがあれば報告。
これらを繰り返してバグの種類・バグが出やすい傾向などを学んでいきました。
観点出しにも参加するようになる
それからしばらく経つとQAチームの方から「観点出しを手伝ってほしい」と言われ観点出しにも参加するようになります。
機能の要件を把握した上で、テスターとして学んだバグの種類・バグが出やすい傾向も活かしてどのような観点でテストを行えばよいかを考えます。
このプロセスは受動的な考え方から能動的な考え方に視点が変わるきっかけになりました。
テスト実施でUXを指摘、シフトレフト
QAメンバーで集まってテスト実施をしていた時、「これ(表示が)ちょっと分かりにくいですよねぇ」とバグではないが引っかかったものがありました。
その時他チームのQAの方がふらっと参加されていて、私の発言を聞いて「報告してもいいんじゃない?」と言われました。
結果としてバグの報告ではなく、仕様改善要求として提出しました。開発工数や必要性などを考慮して全て実装されたわけではないですが、QAの仕事としてはこういうものもあるということを知りました。
ここで言いたいのは「積極的に改善要求を出していきましょう!」というわけではなく、「改善要求を出すならテスト実施よりも前の段階で出せたよね?」ということです。
開発中に仕様の変更はあるものですが、要件が決まり、デザインが決まった段階で機能としての形はかなり見えている状態なのです。QAとしてはここで想像力を働かせて頭の中で画面を操作し、開発の早い段階から意見を出せることが理想です。いわゆるシフトレフトという意識に繋がっていきました。
この頃にチームのスクラムイベントにも参加し始めたタイミングだったので、開発の早い段階から仕様を把握する、質問や提案をするということが可能な状態になりました。
そしてAI時代へ
開発の世界にも急速にAI技術の波が来ており、QAでは分析やテスト実施などでAIを活用していこうと試行錯誤中です。
AIを使えば誰でもQAができる世界が来そうな感覚はありますが、分析やテスト実施のプロンプトの入力内容にはQA業務で得た経験や知識が活かせるはずです。
引き続き考え方をアップデートしていき、より価値のある品質保証を追求していきたいと思います。