ランニングしながらAudibleで聴いた本です。
本のまとめというより、自分が心に残ったことを3つだけ書いてます。
とりあえず思ったことをメモするのが大切と思い、なるべく30分以内で書き上げています。
聴いた本
1%の本質を最速でつかむ「理解力」
山口 拓朗 (著)
本質を掴むための理解の本です。理解の重要性とそのコツが紹介されていました。
ただ、他の本でも学べることが多く、個人的にはそこまでビビッと来なかったです。
(個人的満足度2/3、一般的なおすすめ度2/3)
心に残ったこと
理解力=理解したつもりにならず、踏み込む力
理解力でいちばん重要なことは「理解したつもりになっていないか?」と考えること、とのことでした。
スマホ時代はレコメンデーションされるので「考える力」が鈍ってきますが、自分の視座で満足していると、それ以上視座は上がりません。
理解のコツとして、理解のハコを用意することが紹介されていました。
理解のハコを用意して話を聞いていれば、仮説を持って話を聞くことができるので、質問が自然と浮かぶとのことです。
個人的には、理解のハコという考え方が、概念的なことを理解する力=コンセプチュアルスキルに近いなと感じました。
リーダ目線では、不明瞭なことを見逃さず問いかける力が重要とのことです。
理解力=傾聴力
白黒付けることが理解ではなく、曖昧さを認識することも理解のうち、とのことでした。
その点で、理解力=話を深く聞く力=傾聴力、とも言えます。
相手を理解するコミュニケーションの第一歩として、「相手を宇宙人だと思う」ということが挙げられていました。
相手が宇宙人であれば、言葉だけでなく表情・仕草なども観察し、理解への感度がMAXになると思います。
理解することから逃げずに、ありのままを理解しようとすることで、揺るぎない信頼につながる、とのことでした。
また、コンテクストを理解することの重要性も述べられていました。
相手を観察するなどして、どういうタイプの人か?隠されている情報はあるか?本質は何か?などを考えることがも重要とのことです。
例えば「雨に濡れないように」という指示があって、傘を用意するだけか、傘・カッパ・タオルを準備するか、コンテクストによって違ってきます。
学習言語を普段から使う
学習言語という、知識を得たり発信したりするための単語があります。
「比較」「使用」「経る」「基づく」「果たす」などの、日常生活では出てこず、新聞記事や論文で出てくる言葉です。
これらを身に付けていると、インプット・アウトプットの質が変わるそうです。
ただ、脳内の言語ライブラリーは、使わないと忘れられてしまいます。
そのため、普段から身に付けるための習慣を行うと良いようです。
私も、ネットニュースは日本語の質が低いことがあるので、なるべく新聞社のニュース記事を読むようにしており、習慣と結びついたので記憶に残りました。