2017年12月4日にBigQueryに機能が追加されました。
1. 暗号化鍵の管理をユーザができるようになった
BigQueryを使うとき、デフォルトでデータは既に暗号化されていますが、このときの暗号化鍵をユーザが管理できるようになった。鍵の管理はCloud KMSで実施。組織のポリシーで鍵の管理を自分たちでコントロールできるようにしないといけないという要件があった場合などは、この機能で対応できるようになった。
2. IAMのカスタムロールをサポート
BigQueryがIAMのカスタムロールをサポートするようになったので、組織の要件にあった細かな設定ができるようになった。
3. クエリフィルタリングの改善
BigQueryのUIでQuery Historyをクリックすると、実行したジョブをフィルタリングする機能(Sort by)があるが、このときソートする指標が増えた。
4. ワイルドカードを使って複数のテーブルに対してクエリをかけられるようになった
例えば以下のように指定すると、bigquery-public-dataプロジェクトのnoaa_gsodデータセットにあるgsodで始まるテーブル名のテーブルに対してクエリを発行できる。
FROM
`bigquery-public-data.noaa_gsod.gsod*`