Shopify Unite 2021 で発表された過去最大のアップデートの1つ Online Store2.0 の調査記事です。
Online Store 2.0
Online Store 2.0では、ストアのレイアウトとデザインのコントロールがこれまで以上に簡単になり、皆さまがより多くのデータにアクセスする自由性が拡大するので、お客様に卓越した体験を提供することができます。
セクションとブロック
2.0 ではこれまで以上にストア内のページのカスタマイズがしやすくなりました。コンテンツの追加や編集、削除がコーディングなしでできるようになっています。
これは Liquid ファイルを JSON テンプレートファイルで管理し、セクションとブロックでカスタマイズ出来るようになったからです。
詳細は Shopify Japan の Junichi Okamura san が解説してくれています。
2.0 のテーマでは、テーマエディターから直接テンプレートが追加出来るため、マーチャント自身が技術的な専門知識(Liquidの知識)がなくともオリジナルのページを作れるようになりました。
新テーマ "Dawn"
Dawn は Online Store 2.0 に対応した公式テーマでオープンソースです。Shopify テーマ構築のベストプラクティスの設計となっており、2.0 の特徴であるセクション・ブロックや、メタフィールドの機能が備わっており、高速です。こちらも詳細は Shopify Japan の Junichi Okamura san が解説してくれています。
メタフィールド
個人的に一番嬉しいアップデートがメタフィールドです。これまで API やコーディングが必要だったメタフィールドを、ノーコードで管理画面から直接編集・追加することが出来るようになりました。
百聞は一見に如かずなので 10:55-12:30 を見て下さい。
これまで、Shopify はデータ構造としては「商品・注文・顧客」の3つを管理していました。このメタフィールドのアップデートによって「あらゆるデータ」を Shopify 上で管理出来るようになります。これは革新的ですね。
メタフィールドで利用したくなる項目をあげていけば、「型番」「関連商品」「公開日」「賞味期限」・・・などいくらでも考えつきますね。
テーマエディタ・開発者ツール
- テーマエディタのサイドバーにページ内のすべてのコンテンツがツリー状に表示されるようになり、使いやすくなった
- Shopify CLI がアップデートされ GitHub と統合。プレビュー、テーマチェックの実行が出来るようになりよりモダンな開発が可能に
さいごに
いかがでしたでしょうか。私も年の瀬にしっかりと 2.0 にアップデート出来ました。
以上で Shopify Advent Calendar 2021 18日目の記事を終わります。
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参考記事