はじめに
DELLサーバのハードウェア状態を取得する際に利用しているDell OpenManage Server Administrator(OMSA)が、yumからでもインストールできることが判明したので纏めておきます。
OMSAって?
- 公式だとこのあたり
http://www.dell.com/support/manuals/jp/ja/jpbsd1/dell-opnmang-srvr-admin-v7.4/OMSA_CLI-v3/%E3%81%AF%E3%81%98%E3%82%81%E3%81%AB?guid=GUID-800C0F9C-94F9-4893-AB05-1C3754260261&lang=ja-jp - ここのページが分かり易い
http://www.skyarch.net/blog/?p=1388
手順
これまでの手順
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こんな感じでした。
- DELL 製品サポート
http://www.dell.com/support/troubleshooting/jp/ja/jpbsd1/TroubleShooting/ProductSelector - サービスタグを入力→送信
- 「ドライバおよびダウンロードファイル」を選択
- ドライバダウンロード
- 「OSの変更」から「Red Hat Enterprise Linux 7」(centos7の場合)を選択する
- 「システム管理」を選択する
- 「OpenManage Server Administrator Managed Node」のリンクを保存、インストールするサーバから取得する
- インストール実施
インストーラ(srvadmin-install.sh)がRHEL用に作られているので、/etc/redhat-release の内容がマッチするように修正する(centosの場合には「Santiago」を「Final」に修正)。
- DELL 製品サポート
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まれにインストール失敗することがあり(PowerEdge-R720あたりとか)、過去にダウンロードした古いバージョンのインストーラを利用することで対応したこともありました。
yumからインストールする手順
/optにインストールされるので、/optを別立てでmountする必要がある場合は、先にそちらを実施したうえでやってください。(社内作業の場合、DBサーバ構築など)
# 以下rootユーザーで実施
# omreportインストールのためのレポジトリ追加
wget -q -O - http://linux.dell.com/repo/hardware/latest/bootstrap.cgi | bash
# omreportインストール
yum install srvadmin-base srvadmin-storageservices
# サービス起動&登録
/opt/dell/srvadmin/sbin/srvadmin-services.sh start
/opt/dell/srvadmin/sbin/srvadmin-services.sh enable
# 確認
omreport system summary
参考文献