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C++ NTLライブラリの導入方法(Visual Studio,Windows)

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はじめに

C++でNTLライブラリを導入するのに手こずったため、本記事にまとめます。筆者はC++に関しては初心者であるため、何か間違っていたりアドバイス等あればコメントにて教えてください。

Visual Studioの導入

今回の導入方法ではVisual Studioを用います。
以下のURLからインストールをお願いします。
(筆者は無料のCommunity版を使用しました。)

NTLの導入

NTLダウンロード

以下のURLからNTLをダウンロードします。
使用したいバージョンのWindows版(WinNTL-xx x x.zip)をダウンロードしてください。(本記事では最新版である11.5.1を使用します。)

ダウンロードしたら解凍してください。

NTLコンパイル

次にNTLのコンパイルを行います。
以下のYoutubeに沿って進めていきます。


  • Visual Studio を起動し、新しいプロジェクトの作成→空のプロジェクトを作成します。

  • 左上のファイルから新規作成→既存のコードからプロジェクトを作成を選択します。

qiita1.png

  • 新規プロジェクト作成ウィザードが立ち上がったら、プロジェクトの種類をVisual C++に、次へ

  • プロジェクトファイルの場所で、先ほどダウンロードしたNTLのsrcフォルダを参照します。プロジェクト名はNTLにし、次へ

image.png

  • プロジェクトの種類をスタティックライブライ(LIB)プロジェクトに設定し次へ

image.png

  • インクルード検索パスでNTLのincludeフォルダを参照し、次へを押し完了

image.png

  • ビルドからソリューションのビルドを選択し、コンパイル開始

image.png

これでNTLのコンパイルは完了です。

NTLの使用

NTLを使用したいプロジェクトを開き(作成し)ます。
プロジェクト内のソースファイルにNTLを使用したいcppファイルを用意します(テストファイルでいいです)

  • プロジェクトのプロパティを開き、左上をすべての構成にします。
  • リンカの入力から追加の依存ファイルを編集し、NTL内のsrc/x64の中にあるNTL.libファイルのパスを追加し、右下の適用ボタンを選択します。

image.png

image.png

  • C/C++ 全般から追加のインクルードディレクトリにNTLのincludeフォルダのパスを貼り付け適用します。

image.png

  • C/C++のSDLチェックをいいえ(/sdl)に変更し適用します。

image.png

以上で設定はおわりです。
テストコードを実行すると無事NTL使用できると思います。

参考文献

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