はじめに
2023 年 10 月のリリースより、Cloud Integration Hub (以下 CIH) のトピック作成時の接続として JDBC V2 コネクタと JDBC_IC コネクタを使用可能になりました。
この記事では JDBC V2 コネクタを使用して PostgreSQL の表の定義を使用してトピックを作成する方法について記載します。
JDBC V2 コネクタの設定
CIH のトピック作成時には PostgreSQL コネクタは使用できません。そのため、JDBC V2 コネクタで PostgreSQL へアクセスできるよう設定します。
*JDBC V2 コネクタの詳細についてはドキュメントをご参照ください。
- JAR ファイルの入手
PostgreSQL へ接続するための JDBC Driver を入手します。 - JAR ファイルの配置
(Secure Agent インストールフォルダ)\ext\connectors\thirdparty 下に「informatica.jdbc_v2」というフォルダを作成し、さらにその中に「common」というフォルダを作成します。common 下に上記で入手した JDBC Driver の jar ファイルを配置します。
- 接続の作成
管理者画面から JDBC V2 コネクタを使用する接続を作成します。接続テストに成功することを確認します。
トピックの作成
続いてトピックを作成します。
- 統合ハブへアクセスし、「新規」から「トピック」を選択します。
- 「次からテーブルを作成」で「接続」を選択します。
- 「接続の詳細」画面で上記で作成した接続を選択します。
- スキーマを選択します。
- 定義を使用するテーブルを選択します。
- テーブル名を指定して「作成」をクリックします。
- 指定した表の定義を元にトピックのカラムが作成されます。
おわりに
JDBC V2 コネクタや JDBC_IC コネクタを使用することで、より多くの接続先の定義を使用してトピックを作成できるようになりました。これまで選択できなかった接続先の定義を参照したい場合にご利用ください。