Movable Type 6.5 for AWS が先日リリースされています。この AMI イメージは、Movable Type 6 for AWS と違い、Amazon Linux 2 がベースになっているので細かいところが変わってます。とはいえ、やることはそうそう変わらないけど。
Movable Type for AWS を利用するまでは、これを見ればいいと思う。
Movable Type 6 for AWS を利用するときにやっておくことは、これを見ればいいと思う。
Movable Type 7 for AWS は、ここに書いてあることと同じでいいと思う
作業用ユーザーの登録
ec2-user として SSH でログイン後に root ユーザーになります。
$ sudo su -
新しいユーザーを登録して、sudo が使えるように wheel グループに加入させます。
# useradd NEW-USER-NAME
# usermod -G wheel NEW-USER-NAME
パスワードなしで sudo できるようにもできますが、個人的には毎度入れるほうが好きなのでパスワードを設定します。
# passwd NEW-USER-NAME
セキュリティを考えると新しい公開鍵を用意したほうが良いですけど、ここでは既存の公開鍵を登録します。
# sudo su - NEW-USER-NAME
$ mkdir .ssh
$ chmod 700 .ssh/
$ vi .ssh/authorized_keys
$ chmod 600 .ssh/authorized_keys
ログアウトして、作成したユーザーで SSH でログインし直します。
モジュール類のアップデート
AWS Marketplace から起動した直後でもモジュールのアップデートが存在するので、更新します。定期的に実行するようにしても良いですが、動かなくなるとか怖いので都度実行してます。
$ sudo yum update -y
タイムゾーンの設定
AWS Marketplace から起動した直後は、UTC なタイムゾーンになっているため、JST に合わせます。
sudo timedatectl set-timezone Asia/Tokyo
日本語ロケールの追加
ついでにローケールも日本語対応にして、キーボードも対応させます。
$ sudo localectl set-locale LANG=ja_JP.UTF-8
$ sudo localectl set-keymap jp106
mt-config.cgi の編集
mt-config.cgi は、インスタンス起動直後にすでに作成されていますが、こちらも US モード全開なので、日本向けに変更します。
任意のエディタでファイルを開いて書き換えます。
$ sudo vi /app/movabletype/mt-config.cgi
以下の内容を追記(場所はどこでも。まあ、一番最後にでも)
DefaultLanguage ja
保存後に movabletype サービスを再起動します。
sudo systemctl restart movabletype
Movable Type のセットアップ
http:// your-host /mt/admin にアクセスすると見慣れた画面から Movable Type のセットアップが開始します。
それ以外にやっておくと良いこと
セキュリティを高めるためには、他にも色々やっておいたほうがいいことあるよね。
- ssh のポート番号を変える
- 無用なサービスを停止する(ダイナミック/パブリッシング使わないなら php 止めるとか)
- ssh できるソース IP を限定する
とか。
とりあえず、こんなところで。