1
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

[Tableau] RFN分析実装方法

1
Last updated at Posted at 2026-05-04

はじめに

 Tableauを利用したことがあまりないアナリストに向けて、突発的に利用するにあたってどうしたら良いかわかるように、備忘録としてまとめていく。

環境構築

無料版であるPublic Editon 2026.1.1を利用している。

利用データ

今回確認用として、以下のサンプルファイルを利用した。

image.png

RFN分析について

 RFN分析はとは、最終購入日(Recency)、購入頻度(Frequency)、 購入金額(Monetary)の3軸を用いて、顧客を分類する分析手法のこと。
 顧客状況を確認して改善策の検討などに利用されている。

実装方法

1.R,F,Mの取得

 TBL構造によっては自分たちで計算してR,F,Mを取得する必要があるので、必要に応じて取得する。

Recency.
DATEDIFF(
 'day',
 { FIXED [顧客id] : MAX([日付]) },
 { FIXED : MAX([日付]) } //基準日
)
Frequency.
{ FIXED [顧客ID] : COUNTD([日付]) } //オーダー回数の集計
Monetary.
{ FIXED [顧客ID] : SUM([売上]) }

2.R,F,Mのランク設定

 任意の数値を用いて、各ランクの区分を設定する。なお、ここでは「〇1」が一番いい値で、「〇5」が一番悪い区分にしている。

Rランク.
IF [Recency] < 1 THEN "R1"
ELSEIF [Recency] < 2 THEN "R2"
ELSEIF [Recency] < 3 THEN "R3"
ELSEIF [Recency] < 5 THEN "R4"
ELSE "R5"
END
Fランク.
IF [Frequency] < 1 THEN "F5"
ELSEIF [Frequency] < 2 THEN "F4"
ELSEIF [Frequency] < 3 THEN "F3"
ELSEIF [Frequency] < 5 THEN "F2"
ELSE "F1"
END
Mランク.
IF [Monetary] <= 100 THEN "M5"
ELSEIF [Monetary] <= 300 THEN "M4"
ELSEIF [Monetary] <= 700 THEN "M3"
ELSEIF [Monetary] <= 1500 THEN "M2"
ELSE "M1"
END

3.一覧表示

 Fランク、Rランクを列、行に設定し、色にMを設定することで基本的なRFN分析のチャートが作成される。

image.png

RFN分析とヒストグラムの併記

 ここからはプラスアルファのテクニックとして、RFN分析とヒストグラムを併記した以下のようなダッシュボードを作成する手順を記載してく。

image.png

1.Frequencyのヒストグラムを作成

 Frequencyを行に設定して、ヒストグラム表示にする。
 
image.png

 作成されたヒストグラムのうち、行にあるカウントは不要なので、顧客数(COUNTD([顧客id]))を設定する。
 さらに列にあるビンを不連続に設定し、棒が区切られるようにする。
 また軸の値はRFN分析の一覧に表示させるため、ここでは非表示にしておく。

image.png

2.Recencyのヒストグラムを作成

 Recencyのヒストグラムについて、Frequencyのヒストグラムと作成手順はほぼ一緒だが、軸の値の非表示前に追加手順がある。

 行と列を逆にし、行にビンが来るようにする。

image.png

RFNの左側に表示させたいので、右側から棒が伸びるように横軸について「軸の編集」から「反転」を選択する。

image.png

 今回は縦軸に欠損値があったので、「欠損値の表示」を行って非表示されたビンがないようにする。

image.png

3.RFMを作成

1,2で作成したFrequency、Recencyのビンを列と行に設定し、Monetaryを色にしてRFMの一覧を作成する。このときビンは不連続とする。またマークは「四角」に設定する。

image.png

四角の区切りがわかりづらいため、書式設定からセルの区切りの太さを大きくする。

image.png

4.ダッシュボードへの配置

 垂直コンテナ、水平コンテナでコンテナを設置した後に、右下にRFM、左下にRecencyのヒストグラム、右上のFrequencyのヒストグラムを配置し、RFMのセル1つの幅と、ビンのヒストグラムの棒1つの幅が同じ場所になるように調整する。

参考資料

[1]NEC,「RFM分析とは?顧客分析の基本手法と施策例を解説」,https://www.nec-solutioninnovators.co.jp/sp/contents/column/20220218b.html

1
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?