概要
Android で Firebase SDK の Authentication を使って Twitter の OAuth 認可機能を実装する場合、コチラの手順を見れば特に問題なく実装できると思いますが、以下 3 種類の SHA 証明書フィンガープリントを登録する必要がある点が、公式ドキュメントだと分かり難いかもしれないので解説します。
- デバッグビルド時の証明書フィンガープリント(SHA-1)
- リリースビルド時の証明書フィンガープリント(SHA-1)
- PlayStore公開時の証明書フィンガープリント(SHA-1)
Firebase の「プロジェクトの設定」-「マイアプリ」-「(対象のAndroidアプリ)」で「フィンガープリントの追加」で上記 3 つを次のように登録します。
(1) デバッグビルド時の証明書フィンガープリント
以下のコマンドで確認できます。
keytool -list -v -keystore ~/.android/debug.keystore
- パスワードは何も入力せず Enter で OK
- 複数の担当者が居る場合、各担当者の SHA-1 も登録する必要があるかも(ワンオペ開発なので未確認)
Android Studio で 1 回以上デバッグビルドを通しておく必要があります。
(2) リリースビルド時の証明書フィンガープリント
以下のコマンドで確認できます。
keytool -list -v -keystore /path/to/app.keystore
または、以下の手順でも確認できます。
- PlayConsole https://play.google.com/console を開く
- 対象アプリを選択
設定
→アプリの完全性
→アップロード鍵の証明書
の SHA-1
(3) PlayConsoleの証明書フィンガープリント
Googleのサーバに保管されているので、PlayConsole上で確認する必要があります。
- PlayConsole https://play.google.com/console を開く
- 対象アプリを選択
-
設定
→アプリの完全性
→アプリ署名鍵の証明書
の SHA-1 からコピー