はじめに
プロジェクトや個人開発で .env
ファイルを使用しないことはほぼないと思います。
.env
ファイルとは開発や本番など環境ごとに変わるDB情報やGitで管理したくないパスワードなどプロジェクトの設定を書いたファイルです。
今回は簡単に .env
を読み込み出力するというプログラムを作成しました。( Laravel (フレームワーク)を使用するときは直接 .env
を読み込まず config
ファイルから読み込むことにご注意ください)
この記事でわかること
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.env
の使用方法
目次
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はじめに
- この記事でわかること
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目次
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導入
- composer
- .gitignore
- .env
- メインファイル
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参考文献
導入
composer
ライブラリを導入します。
ターミナル
composer require vlucas/phpdotenv
.gitignore
.gitignore
を作成して Git で管理しないようにします。
対象は vendor ディレクトリと まだ作成していませんが .env
です。
# すでにファイルがある場合は飛ばしてください
touch .gitignore
.gitignore
vendor
.env
.env
.env
を作成していきます。
ターミナル
# ルート直下
touch .env
.env
GREETING="こんにちは"
メインファイル
.php
<?php
// 自動で読み込み
require './vendor/autoload.php';
// .envを使用する
Dotenv\Dotenv::createImmutable(__DIR__)->load();
// .envファイルで定義したGREETINGを変数に代入
$greeting = $_ENV['GREETING'];
// 出力
print($greeting) . PHP_EOL;
// 出力結果
// => こんにちは