Claude Code 2.1.277(2026-09-18)の changelog に、こう書かれています。
Added AGENTS.md support: in a project with no CLAUDE.md, Claude Code reads AGENTS.md instead;
change it under "Project instructions" in/config(not yet on Bedrock, Vertex or Foundry)
Hacker News で 501pt(2026-09-19 時点)。検索して出てくる日本語の解説は「読まない」と書いています。
2.1.277 より前は、それが正しい説明でした。
合言葉を仕込み、6通りと入れ直し直後を測りました。
AGENTS.md だけ置く 読まれた
CLAUDE.md も置く AGENTS.md は読まれない
CLAUDE.local.md を1つ置く AGENTS.md は読まれなくなる
~/.claude/CLAUDE.md がある AGENTS.md は読まれる(数に入らない)
そして、1回目のセッションだけ読まれない
検証環境: Windows 10 / Claude Code 2.1.277 を隔離導入 /
claude -p/ 測定は 2026-09-19
測り方: ファイルに合言葉を置く
各ファイルに一意な文字列を入れ、**「指示にある合言葉を全部挙げろ」**と頼みます。
AGENTS.md The AGENTS passphrase is AGENTS-ORANGE-7731.
CLAUDE.md The CLAUDE passphrase is CLAUDE-VIOLET-4420.
ファイルを読むツールは全部禁止します。 許すと、指示に無くてもファイルを開けてしまいます。
--disallowedTools "Read,Write,Edit,NotebookEdit,Bash,PowerShell,Glob,Grep,Task,WebFetch,WebSearch,Skill,ToolSearch"
--strict-mcp-config --mcp-config <空のMCP設定>
~/.claude/CLAUDE.md にも合言葉を置き、捨て設定ディレクトリで回しました。
結果: 6通りとも、公式の表どおりだった
各2〜3回。返ってきた合言葉です。
| 置いたファイル | 読まれたもの |
|---|---|
AGENTS.md のみ |
AGENTS + ユーザー階層 |
AGENTS.md + CLAUDE.md
|
CLAUDE + ユーザー階層(AGENTS は無し) |
AGENTS.md + CLAUDE.local.md
|
CLAUDE.local + ユーザー階層(AGENTS は無し) |
AGENTS.md + .claude/rules/
|
AGENTS + rules + ユーザー階層 |
AGENTS.md + AGENTS.local.md
|
AGENTS + ユーザー階層(AGENTS.local は無し) |
上に設定 claude-md-and-agents-md
|
AGENTS + CLAUDE + ユーザー階層 |
~/.claude/CLAUDE.md はどの組み合わせでも一緒に読まれ、それがあっても AGENTS.md は読まれます。
1回目のセッションでは読まれない
ここが一番はまりやすいです。
新しい設定ディレクトリに AGENTS.md だけ置いて、続けて4回投げます。
セッション1 読まれず
セッション2 AGENTS 読まれた
セッション3 AGENTS 読まれた
セッション4 AGENTS 読まれた
公式にも明記されています。
It's your first session after you install or upgrade to a version with
AGENTS.mdsupport.
Claude readsAGENTS.mdfrom your next session on
上げた直後に1回試して「効かない」と判断すると、間違えます。
CLAUDE.local.md を1つ置くと、チームの AGENTS.md が消える
CLAUDE.local.md に個人メモを置く運用はよくあります。
置いた瞬間、AGENTS.md は読まれなくなります。 公式も注意書きを出しています。
Because
CLAUDE.local.mdcounts, adding one to keep your own uncommitted instructions in a
project that relies onAGENTS.mdstops Claude from readingAGENTS.mdfor you.
claude -p のログに警告もエラーも出ませんでした。 両方読ませるなら設定を変えます。
{
"pluginConfigs": {
"agents-md@builtin": {
"options": { "instructionFiles": "claude-md-and-agents-md" }
}
}
}
~/.claude/settings.json に書きます。 公式いわく、プロジェクトやローカルの設定では無視されます。
言えないこと
- 測ったのは Claude Code 2.1.277 だけ。2.1.276 以前とは未比較
-
claude -pの1往復。 対話セッションでの表示は未確認 - サブディレクトリの
AGENTS.md、@pathインポート、サブエージェントへの伝播は未測定 - 「1回目は読まれない」は新しい設定ディレクトリで測ったもの。公式が言う「インストール直後」と同じ仕組みかは未確認
- テレメトリ無効・Bedrock / Vertex / Foundry では使えないと公式にあります。未検証
-
AGENTS.mdは/memoryにも/contextにも出ません(公式に記載)。確認は合言葉頼み - 各条件2〜3回。回数は多くない
- 測定中に自分のスクリプトのバグで1条件が偽の結果を出し、作り直して測り直しています
まとめ
- Claude Code 2.1.277 から、
CLAUDE.mdが無ければAGENTS.mdが読まれる - 1回目のセッションでは読まれない。 2回目から読まれる
~/.claude/CLAUDE.mdと.claude/rules/は「CLAUDE.md がある」の判定に入らないCLAUDE.local.mdを1つ置くと、AGENTS.mdが黙って読まれなくなるAGENTS.local.mdは読まれない- 両方読ませたいなら
claude-md-and-agents-md。~/.claude/settings.jsonに書く
既存の日本語記事が間違っていたわけではありません。 前提が変わりました。
自分の環境がどちらで動くかは、合言葉を1つ置けば分かります。
参考
- Claude Code changelog — 2.1.277 の AGENTS.md 追加
- How Claude remembers your project — 判定表と例外条件
関連記事
- Claude Code のサブエージェントにも CLAUDE.md は全部渡る。外す設定ができた — CLAUDE.md がどこまで渡るかを測った回
- CLAUDE.md は21セクションか、8行か — 公式ドキュメントで決着をつけた — CLAUDE.md の分量を公式から決めた回
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