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Laravel5.7: Laravel Debugbarを使う

Last updated at Posted at 2017-05-31

Laravelでの開発にはとても便利なので、追加することをお勧めします。

親記事

Laravel 5.7で基本的なCRUDを作る - Qiita

Debugbarをインストールする

:link: barryvdh/laravel-debugbar: Laravel Debugbar (Integrates PHP Debug Bar)
:link: 開発に欠かせない Laravel Debugbar の導入 - Larapet

PowerShell
# 本来は --dev を付けますが、今回は本番環境でも使いたいので下記のように。
# ただし、パスワードも丸見えになるので注意!
> composer require barryvdh/laravel-debugbar

Laravel5.5からはAuto Discoveryの機能があるので、Composerでrequireするだけで使えるようになります。

(補足) Auto Discoveryとは

本来なら、app.phpでサービスプロバイダとファサードに登録する作業が必要です。

config/app.php
    'providers' => [
+       Barryvdh\Debugbar\ServiceProvider::class,
    ],

    'aliases' => [
+       'Debugbar' => Barryvdh\Debugbar\Facade::class,
    ]

しかしLaravel5.5以降は、このデバッグバーのようなパッケージの開発者が、そのパッケージのcomposer.jsonextraセクションで記述しておいてくれれば、我々利用者が上のような作業をする手間が省けます。
:link: readouble.com: パッケージディスカバリー
:link: [Laravel5.5]Package Auto Discoveryを理解する

そして、このデバッグバーの開発者さんは、きちんと対応してくれています。
:link: デバッグバーのcomposer.json(35行目)

Debugbarの設定を変更する

デバッグバーを画面に表示するかどうかは環境変数APP_DEBUGの値(true/false)で決まります。
しかし、下記のようにDebugbarの設定ファイルを生成すればAPP_DEBUGに左右されずに設定できます。

PowerShell
# デバッグバーの設定ファイル(config/debugbar.php)を生成する
> php artisan vendor:publish --provider="Barryvdh\Debugbar\ServiceProvider"

環境設定ファイルにDebugbarの設定を記述します。

.env
DEBUGBAR_ENABLED=null  # デフォルト。APP_DEBUGに応じて決まる
DEBUGBAR_ENABLED=true  # 必ず有効
DEBUGBAR_ENABLED=false # 必ず無効

今回のアプリは練習用であり、本番環境でもデバッグバーを表示させます。
本番の環境設定は下記のようになる予定です。

本番の環境設定
APP_ENV=production
APP_DEBUG=false # 一般的な本番環境と同じく、デバッグ表示は無効
DEBUGBAR_ENABLED=true # デバッグバーは有効

なお、ローカル環境でも上のようにするのはやりすぎです。
デバッグバーは万能ではなく、ソースコードにミスがあってアプリ自体が動かない場合はデバッグバーも表示されません。
そんな時はAPP_DEBUG=trueによるデバッグ表示が役に立ちます。

003.png

Debugbarを使う

:link: Usage

たとえばデータベースから取得した記事一覧を確認したい時、Postコントローラで下記のように記述すれば、var_dump()よりは分かりやすく表示できます。

app/Http/Controllers/PostController.php
     public function index()
     {
         $posts = Post::latest()->get();
+        \Debugbar::info($posts);
         return view('posts.index', ['posts' => $posts]);
     }

001.png

また、QueriesでSQLを確認できます。
記事一覧を新しい順に取得する時、SELECT * FROM `posts` ORDER BY `created_at` DESCというSQL文が実行されているようです。

002.png

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