対象
「勉強のためにjavaを用いた簡単なAPIとかWebアプリを作りたいけど、自宅PCで環境構築するのが面倒だな…」という方を主な対象として記載していきます。
細かな手順については各リンクを準備していますのでそちらに譲りまして、簡単な作業手順を記載していきます。
因みに筆者の環境はWindowsのため、Windowsユーザであれば同じ手順で環境構築ができるはずです。
概要
このページではSpringBoot(java)からDBへつなげるところまでを記載しています。
実際のプログラムには触れていないのでご注意ください。
タイトルのままですが、以下の構成で開発ができるようにしていきます。
- JDK:Java SE Development Kit 8u191
- IDE:IntelliJ Community Edtion
- FW:SpringBoot 2.1.0
- DBサーバ:MySQL Community Server 8.0.13
- O/Rマッパー:MyBatis
手順
1. 各種ツールをインストールする
1-1. JDKをインストールする
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Oracleの公式サイトにアクセスします。
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今回はJDK 8u191を使用するのでAccept License Agreementにチェックを入れ、使用するOSに合ったものを選択します。(私はWindows x64を選択しました)
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ダウンロードされたexeファイルを実行し、インストーラに従ってインストールを完了させてください。
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環境変数(JAVA_HOME、Path)の設定を行います。
JDKや環境変数についてはこちらの記事を参考にしてください。
環境変数の設定、確認はしっかりしておきましょう。
1-2. IntelliJ IDEAをインストールする
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IntelliJの公式サイトにアクセスし、画面中央のDOWNLOADをクリックします。
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**Ultimate(有償)とCommunity(無償)**のどちらか1を選択します。(私はCommunityを選択しました)
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ダウンロードされたexeファイルを実行し、手順通りにインストールを完了させてください。
IntelliJについて手順の詳細はこちらの記事をご覧ください。
1-3. MySQLをインストールする
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MySQLの公式サイトにアクセスします。
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OSを選択し、DOWNLOADをクリックします。 ※32bitと記載があるかもしれませんが気にせずダウンロードしてください
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ダウンロードされたmsiファイルを実行し、手順通りにインストールを完了させてください。
手順の詳細はこちらの記事をご覧ください。
JDKと同じく環境変数の設定、確認まで行っておきましょう。
※もし再インストールする必要が出た場合はこちらの記事を参考にしてください。
コンパネからアンインストールしただけでは再インストールに失敗するようです。
ここまで終わればインストールは完了です。
続いてプロジェクトを作成しましょう。
2. SpringBootProjectを作成する
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IntelliJを立ち上げます。プラグインとか聞かれるかもしれませんが、一旦何もせず進めます。
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Gradleを選択し、Javaにチェック後、Nextをクリックします。※SDKは先ほどインストールしたJDKを選択しましょう。
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GroupIdとArtifactIdを入力し、Nextをクリックします。(各IDは好きなものにしてください)
※GroupId、ArtifactIdとは何か -
以降は設定を特に変えずNextをクリックし、Finishまで進めます。
ここまで進めるとプロジェクトが作成されたかと思います。(エラーが出ていても無視してよいです)
次は必要な依存関係を入れたいので、SpringInitializerを使ってみましょう。
3. SpringInitializerを使って必要な依存を注入する
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build.gradleの設定をSpringBoot用に変更するためにSprinig Initializerを使用します。こちらへアクセスしてください。
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画面上部のセレクトボックスをGenerate a Gradle Project with java and Spring Boot 2.1.0となるように変更します。
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GroupIdとArtifactIdはプロジェクト作成時と同じになるように変更します。
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Dependenciesで必要な依存を選択します。今回はMySQLとMyBatisを検索し、選択しましょう。
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ダウンロードされたzipファイルを開き、その中にあるbuild.gradleをプロジェクト上に存在しているbuild.gradleへコピペします。その後画面右上のRefreshを実行し、再度依存を取り込み直しましょう。最初のプロジェクト作成時にエラーが出ていたとしても、この時は正常に完了できるはずです。
ここまでくればあと一息です。今の状態ではDBの接続設定など行っていないのでアプリは起動しません。
application.yml(またはproperties)の修正をしていきましょう。
4. application.yml(properties)を修正してDBに接続する
4-1. DBにテーブルを作る
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MySQL Command Line Clientを開き、ログインします。(passwordはインストール時に設定したものです)
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タイムゾーンも設定しておきましょう。こちらを参考に、my.iniに設定を追加し、MySQL Serverを再起動してください。
4-2. 接続情報をapplication.ymlに記載する
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application.ymlにDB情報を記載していきます。項目は最低でもurl、username、passwordが必要です。
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ここで一度プロジェクトのsrc/main配下にある〇〇Application.javaを実行してみましょう。Started 〇〇Applicationというログが出ていれば設定は正常に読み込めているので成功です。
設定回りについてはこちらも参考にしてください。
5. 実際にDBから値を取得してみる(環境設定から少しずれますが)
自分でやってみた感想
…なんかもっと簡単な方法ってないもんでしょうかね。
SpringBootって便利だなー!と思っていてもっとスムーズに行くと思っていたので、ちょっと億劫に感じました。
でもこれでDBには繋げるようになりました!
最後に
「もっといい方法があるよ!」
「ここはこう設定しておいた方がいいよ!」
などコメントお待ちしております!
次は実際にDBに繋ぐプログラムの書き方をご紹介したいと思います。
⇒ 記事をアップしました!SpringBootからMySQLへ接続するAPIを作ってみた
最後までお読みいただきありがとうございましたー!