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Dockerの -v や --volume オプションはわかりづらいから、 --mount を使おう

Last updated at Posted at 2018-11-18

背景と目的

dockerのボリューム周りを見るときに、 -v--volume オプションが使用されていることがあるのですが、bindなのかvolumeなのか分かりづらいところがあります(個人的な感想)。
なので、これからは --mount を使っていこう!というちょっとしたメッセージングです。

--mountって?

--mount は、key=value形式でvolumeの指定をするフラグです。使用例は、こんな感じ。詳細は、こちらにあります。

docker run --name ubuntu01 -d -it \
--mount type=volume,src=myvol,dst=/vol \
ubuntu /bin/bash

--mount はもともと swarm service で利用可能なフラグでしたが、 Docker 17.06 からスタンドアロンのコンテナでも使えるようになりました。

New users should try --mount syntax which is simpler than --volume syntax.

また、公式では新規の人たちは --mount を使ってくれよな!と言っていますし、わかりやすいので僕もこちらが好きです(最近知った...)。

-v--volume--mount に置き換える

それでは、今まで使っていたオプションを --mount に置き換えます。

ホストとコンテナ間でデータを同期させる

ホストとコンテナ間でデータを同期させたいときは、 --mount type=bind,src=<パス>,dst=<パス> を設定しましょう。

早速置き換えてみます。

-v
docker run --name ubuntu01 -d -it \
-v $(pwd)/mydir:/vol \
ubuntu /bin/bash
--mount
docker run --name ubuntu01 -d -it \
--mount type=bind,src=$(pwd)/mydir,dst=/vol \
ubuntu /bin/bash

コンテナにボリュームをマウントする

コンテナにボリュームをマウントしたいときは、 --mount type=volume,src=<ボリューム名>,dst=<パス> を設定しましょう。

早速置き換えてみます。

docker run --name ubuntu01 -d -it \
-v myvol:/vol \
ubuntu /bin/bash
docker run --name ubuntu01 -d -it \
--mount type=volume,src=myvol,dst=/vol \
ubuntu /bin/bash

正直好みの部分もありますが、オプションの内容がわかりやすいのはいいことだと思うので、公式にしたがって設定してみるといいと思います。また、DockerのVolumeについて、公式ページで結構わかりやすく書いてあると思いますので、興味がある方は一読してみるとよいかもしれません。

参考

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