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(移住前 : 大阪編) 地方移住のための活動 - 情報収集・就職活動

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はじめに

移住のためには "仕事面での不安の解消" が、筆者の最重要項目であると結論が出ました。( 前記事 参照)
また、大阪時代での転職活動の経験は活かせず別のアプローチが必要であることもわかっています。
本記事では、筆者が行った "転職活動のアプローチ(情報収集・就職活動)" について記載いたします。

実行したアプローチについて

大きく分けて、4つのアプローチを行いました。それぞれ詳細を記載いたします。

  1. 確実な求人情報の取得
  2. SNSでの情報公開
  3. スキルアップ
  4. 資格の取得

1. 確実な求人情報の取得

一般的な求人サイトで「勤務地:高知」で検索した場合、将来的な転勤が予想される全国募集の求人ばかりでした。
また、筆者が移住する以前は フルリモートも活発ではなかったため、数件程度しかありませんでした。
そのため、 移住希望の「高知への移住」に特化したアプローチを行いました。

地方が公開する求人情報の取得

本来は現地で直接相談する方が良いと思いますが、現実的ではありません。
ですが、「地方へのUIターン(地方移住)」を支援する機関を見つけたため、その機関が公開している求人情報を閲覧しました。
具体的には、一般社団法人 高知県UIターンサポートセンター が運営する 高知求人ネット が該当いたします。
本サイトから、明確な求人情報を知ることができ "大きな不安" の減少に繋がりました。
また、この求人情報をもとに 数社 面接をさせていただきました。

UIターン就職相談会 への参加

一般社団法人 高知県UIターンサポートセンター は、求人情報の公開だけでなく、就職相談会を定期的に開いてくれています。
本イベントでは、高知の企業の方がお越しになられているため、実際の業務内容 や 希望する人物像 についても伺うことができました。
また、サポートセンターの方にも相談でき、 求人に関してだけでなく、移住後の暮らしに関する相談もさせていただきました。
本イベントでお話しした企業様とも面接をさせていただきました。

2. SNSでの情報公開

筆者は、 X (旧 Twitter)を 情報のインプット/アウトプット で活用しております。
参加した勉強会に関する "アウトプット" や、 "自己学習の内容や疑問" 、 "仕事に対する考え方・取り組み方" など様々な内容を投稿していました。
また、エンジニアの方とのコミュニケーションや、勉強会の開催情報の取得など でも活用し、知識のアップデートを行っていました。

地方への移住を本格的に考え出した頃、Twitterを経由した転職活動が流行り出しました。
筆者も 高知県での転職を考えている旨 を投稿したところ、色々な方からアドバイスをいただいたり、求人情報を紹介していただきました。
実際に、企業の方からお声がけをいただき、数社と面接もさせていただきました。

筆者の場合は X を利用しましたが、 Facebook を用いた情報交換も可能と思われます。
SNS を活用した方法は、自分が知らない領域から有益な情報を得られますので、とてもオススメな方法です。

3. スキルアップ

前述の方法で、 "地方の求人情報" を得ることができましたが、採用されるかどうか、また転職後に活躍できるかどうかは別の話です。
そのため、 "自分自身が持つスキル" と "求人情報から求められるスキル" を比較し、どのようなスキルアップが必要かを整理しました。

経験を体系化するアプローチ

システム導入のための 設計・構築・運用 など、様々な経験はありましたが、この経験を活用できるか 明確な自信 はありませんでした。
そのため、複数の書籍を読み 「理想形」と「自分が持つ認識」 の齟齬を埋めるアプローチをとりました。
結果的に大きなずれはなく、自分自身の考え方・アプローチに自信持つことができ、 "強み" に昇華することができました。
 

技術力を強化するアプローチ

"強み" を具体化しましたが、その中でも 知識が不足している領域があります。
筆者の場合は、 サーバの運用実績はありましたが、 システムパフォーマンス や チューニング に関する領域の深い部分の理解が不足していました。
そのため、本件に関しても 書籍を読み、知識の体系化を図りました。
このアプローチは 転職活動 には役立ちませんでしたが、地方移住後の仕事で非常に役立ちました。

需要を踏まえた苦手分野へのアプローチ

筆者は Web系(フロントエンジニア) や ソフトウェア開発に関する経験 がありません。
ですが、本方面での求人は存在するため、基礎的な学習を行いました。具体的には、以下の通りです。
  - プログラミング言語の学習(入門書をもとにした言語の学習)
  - 基本概念の学習( リーディングコード、MVCモデル、オブジェクト指向 など )
  - 実際に手を動かして実装を行う(入門書のハンズオン + GitHub など)
本学習を進めることで、広い範囲で転職活動を行うことができました。
また、転職活動を進める中、開発をメインとした企業でも "インフラに詳しいエンジニアがいない" こともわかりました。
決め手にはならずとも、 自分のスキルが採用判定に有益な場合がありますので、経験のない領域のスキルアップも良いアプローチだと思います。

4. 資格の取得

スキルアップと並行し、資格の取得も進めました。
「資格は転職活動に意味を持たない」という意見もありますが、資格取得は 最低限の知識を保有している事を証明できます。
また、 資格取得 という明確なゴールが得られるため、 学習のモチベーション にも繋がります。

筆者は、業務の中で AWSのサーバ構築・運用する機会があり、個人的興味もあったため、 AWS Certified Solutions Architect - Professional の資格を取得しました。
また、開発系である AWS Certified Developer - Associate 資格合格に向けて勉強し、自信の業務領域外の知識を得ることにも繋がりました。

結果的に、 "AWSの知識がある" と認識いただき、転職活動での高い効果があったと認識しております。

転職活動の結果

筆者は幸いにも複数の企業様から内定をいただき、現職の クラウドソリューション事業のインフラエンジニア として採用いただきました。
出会いは「 X (旧 Twitter) 」での筆者の投稿を見て、声をかけてもらったことがスタートです。

地方の求人情報を探し始めた際には、【情シス・インフラ の経験・知識を活かせる職がないのでは】と感じていましたが、本活動を通して複数の企業様と出会うことができました。
行動することで少しずつ情報が更新され、予想外の結果が得られた 非常に良い経験になりました。

実際の移住について

複数の企業様と面接し、内定をいただく前でしたが、最重要項目の "仕事面" に関する問題の解決目途が立ちました。
そのため、移住を決意し、本格的な移住のアクションを開始しました。
ただ、実際に移住する を決断し行動に移した際、色々と問題がありました。
その点については次の記事でまとめたいと思います。

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