はじめに
本記事では、移住前(大阪時代)に始めた活動 についてまとめたいと思います。
移住を考えたときに感じた "不安" に対して、どのように向き合ったかを整理しています。
次の記事では、本記事で整理した内容を前提に、「地方移住のために実施した活動」などをまとめたいと思います。
移住前に持っていた印象 と 不安
筆者が移住を考え始めたとき、 "大きな不安感" がありました。
この不安感は、「仕事」「生活」「将来」といったキーワードはありましたが、具体性がありませんでした。
そのため、 "求めること" 、 "何に不安を感じているのか" を 言語化すること から始めました。
その結果、移住に対するイメージが具体化でき、どのようにアプローチするべきかの方針が固められました。
移住に "求めること" か(地方へ移住しても実現したいこと)
まず最初の言語化は、移住で "何を実現したいのか、何を変えたくないのか" についてでした。
この内容は自分が大切にしていることなので、比較的簡単に言語化ができました。
筆者の場合は、以下の3つが大きな要素でした。
- 妻の希望(高知市移住)を叶えたい
- IT職の仕事を続けていきたい
- 価値のある人間(エンジニア)でいたい
求めることを言語化すると、 "漠然とした不安" に具体性が出てきました。
移住に "感じている不安" は何か
仕事面 : 「 IT職の仕事を続けていきたい 」
"求めること" を言語化したときに、最も重要に感じた "仕事面" について深堀を始めました。
大阪時代での転職活動の経験を延長し、一般的な求人サイトから職を探しはじめました。
ですが、 高知県(高知市)だけでなく、四国内でのエンジニア職の求人もほとんど見つけられませんでした。
また、転職エージェントの方と話をしても、高知県(高知市)でのエンジニア職の情報はあまりありませんでした。(当然だとは思いますが・・・)
一般的な方法では見つけることができず、情報収集に方針を変えて以下のような印象に至りました。
- 少ない求人の中でも、WEB系の仕事(デザイン関係)・開発系(スタートアップ系)の仕事が中心である。
- 情シス や インフラ 知識を活かせる仕事はほとんど見つからない。
- クラウドを活用したインフラ関係の仕事は 地方にはない。(都市部に集中している)
- 地方のスタートアップ企業であれば、求人はありそうだが、出会いがない。
- (当時の筆者のスキルレベルは 広く浅く のため、スタートアップ企業が求めるスキルレベルに達していない)
そのため、 "一般的な転職活動とは異なるアプローチが必要" という結論にいたりました。
アプローチに関しては、次の記事にまとめたいと思います。
スキルアップ面 : 「 価値のある人間(エンジニア)でいたい 」
最新のトレンドについては情報を収集したいと思っています。
大阪に住んでいる間は、頻繁に土日に開催されるIT系イベントに参加していました。
また、仕事帰りに書店に行くことがルーティーンワークになっており、技術書の新刊 を見て、トレンドを知る機会が多くありました。
主に上記の2点が、大阪での情報収集の大きな要素と考え、高知移住後だとどうなるのか調べて(検討して)みました。
高知でも不定期ながらイベントが開催されています。
- JAWS-UG (AWSユーザーグループ) : https://jawsug-kochi.connpass.com/
- ウェブクリエイターズ高知 WCK : https://www.kochiweb.com/
- コミュニティリーダーズサミット高知(CLS高知) : https://www.cls-kochi.com/
また、書籍に関しても オーテピア高知図書館( https://otepia.kochi.jp/ ) が 高知市中心街にあります。
妻の実家に行った際に、一度 本図書館に行き、技術書の品揃えなどを見て、多数書籍があることを確認しました。
上記から、ロケーションに紐づく情報収集に関する不安は解消されました。
プライベート面 : 「妻の希望(高知市移住)を叶えたい」
妻の希望は "高知に帰りたい" だったため、移住することで メインの希望 は叶えることができます。
また、何度か 妻の実家に帰ることがあったため、 高知市がどのような場所かは知っていました。
ですが、筆者は 大阪以外で生活をしたことがないため、地方で生活するイメージはありませんでした。
そのため、妻から話を聞いたり、SNS等で情報収集を行いました。
- 休日に出かけるところは同じ場所になる(出かけるところはあまりない)
- 移動手段は 車 が中心
- 近所付き合いはありそう(イメージ)
- 運動できる場所(施設)はありそう など
結果、特に気になることもなく、生活面での不安も解消されました。
次のアプローチ
"言語化" したことで、 移住のために "仕事面" でのアプローチに重点を置いて進めるべき と結論が出ました。
漠然としていた "不安感" を言語化することで、次のアプローチがわかりやすくなり目標が立てられるようになりました。
ここから具体的に行動に移していくことになります。
次の記事からは "高知で仕事を探す" ために実施したことをまとめます。