こちらの記事の「3:AIの「思考プロセス」を設計する時代へ:コグニティブ・プロンプティング」が非常に興味深く、Qiita記事レビューに活用できないかと考えました。
Qiita投稿前の最終レビュー用に、プロンプトを組み立てました。
プロンプト
完成した記事を下記プロンプトと共に、お好みのAIにコピペします。
Qiita向けの技術記事を作成しています。下記順序でレビューしてください。
- この記事で扱っている主なテーマを抽出
- テーマでのキーワードを列挙
- 文脈の中で、各キーワードが正しく使われているか総点検
- 使い方が不適切と思われる箇所を列挙
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# ここに記事全文を貼る
Geminiによるレビュー例です。
https://gemini.google.com/share/18ee13b1767e
最終的に完成した記事はこちらです。
https://qiita.com/sumiso_c0db8c/private/3d58f239d066e6096eb6
// TODO 限定共有記事なのでアドカレ公開に変わったらURLを書き換える
ポイント
技術的な解説記事において、専門用語を正しく使うことが重要です。しかし、文章を組み立てていく中で、意味がズレてくる、説明としてやや不自然になることがあります。そこで、「キーワード」という観点で文章を分析させることで、細かく文章をレビューさせます。
なんとなく「レビューさせる」と全体像がぼやけてしまいます。「キーワード」というガイドラインを自ら調査・設定させることで、レビュー観点を明確化させます。
注意点
あくまでAIは確率的にもっともそれらしい文章を生成しているだけです。AIのレビュー結果は鵜呑みにせず、ファクトチェックを行ってください。「キーワード」を明確化しているため、自分で調べるのはそこまで大変ではありません。
AIが生成した内容は正確性を確かめよう
おまけ
レビューを実施した後で「まとめを作成して」と依頼すると、キーワードを押さえたまとめが作成できます。お試しください。