前置き
どのブックでも同じマクロが使いたいなぁと思う時がある。
マクロ用ブック(xlsm)を作成して開いておけばマクロを使用できますが、
いちいち開かないといけないのが面倒だったり、あの時作ったマクロ用ブックどこに格納したっけ?と迷子になったり・・。
なんかいい方法ないかな~と見つけたのが、個人用マクロブック。
概要
自身で作成する必要がありますが、個人用マクロブックを作成しておくことで、
どのブックでも個人用マクロブック内のマクロが使用できるようになる。
個人用マクロブックファイルの新規作成方法
①開発タブ > マクロの記録をクリック
②マクロの保存先を個人用マクロ ブックを選び、OKボタンを押下
③開発タブ > 記録終了をクリック
④開発タブ > Visual Basicで開く
すると、VBAProject (PERSONAL.XLSB)が増えてModule 1に記録したマクロが記載されている。
そして、PERSONAL.XLSBの上書き保存をすると次回から裏側で呼び出されるようになる。
使用例
便利マクロやユーザ―関数、ショートカットにセットするマクロなど
ライブラリとして使用。
- Ut_Func
エクセルのユーザー関数として使用するマクロの格納場所 - Ut_Menu
右クリックに追加する機能を記載するマクロの格納場所 - Ut_ShortCut
ショートカットにより起動するマクロ、エクセルのタブに追加するマクロの格納場所 - Ut_Work
お試しマクロを作って動作させるマクロの格納場所
最後に
マクロ自体、結構色々できるので、
個人用マクロブックに繰り返し作業や面倒な作業をうまくマクロ化すれば、
自分の作業の一部を肩代わりしてくれる存在になると思います。