PHPの効率的な学習法 » 学びの実践 » ツールを駆使して学ぶ » 手元にスニペットをさくっと実行できる環境を用意しておこう
PHPを学んでいると、ネットで拾ってきたPHPコードの断片(スニペット)をコピペして使うことがあると思います。コードを拾ったら、すぐさま自分のアプリに組み込んで、動きを確かめてみることもできますが、まずは拾ったスニペットをちゃんと理解するには、それ単体で動かすほうがおすすめです。自分のアプリに混ぜてしまうと、スニペットを改造して試行錯誤するときも、アプリ側のコードの影響を考えないとならなかったりと、作業の複雑さが増すからです。拾ったスニペットをさくっと動かしたり、ちょこっと変更して試してみたりできる環境を用意しておくと良いでしょう。
PHPのスニペットを実行するには、php
コマンド(Windowsならphp.exe
コマンド)でもできますが、もっとお手軽に実行できるツールがあるので、いくつかおすすめを紹介します。
- PaizaのOnline PHP Editor: ブラウザでPHPが実行できる。
- Online PHP editor: ブラウザでPHPが実行できる。このサイトの特別なところは、異なる複数のPHPバージョンでコードを同時実行できることです。
- CodeRunner: PHP他24言語を実行できるエディタ。macOS用アプリ。
- PsySH(サイシュ): コマンドライン上でインタラクティブにPHPコードが実行できるツール。REPLと言われる類のツールです。ちなみに、Laravelのartisanには、このPsySHがtinker(ティンカー)という名前で入っています。
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