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自宅ESXi 6.0 小型PC NUC(NUC5i7RYH)に構築 その2:ESXiインストール編

Last updated at Posted at 2015-12-08

概要

勉強のため、自宅にVMware vSphere Hypervisor 6.0 (ESXi) を構築します。

その1:NUC組み立て編でインストール先である、超小型PC NUC5i7RYH を組み立てました。
NUCにESXiをインストールしていきます!

ESXiインストール

構成概要

002_NUC導入時_hostname_add.png

NUC用非公式ドライバについて

ESXiをインストールするには、サポートされているNICやSATAドライバが必要です。
NUCはサポートされていないので、有志の方による非公式なドライバを使用する必要があります。
非公式なドライバを、ESXiのインストールISOに組み込むイメージになります。
ESXiをインストールするために専用のPCを購入する際には注意が必要です。

事前準備

以下ファイルをダウンロードします。

ESXiインストールイメージファイル

https://my.vmware.com/jp/group/vmware/evalcenter?p=free-esxi6
VMware-VMvisor-Installer-6.0.0.update01-3029758.x86_64.iso
無償版ダウンロードページから登録するとライセンスも自動的に発行されるので控えておきます。

VMware vSphere Client

https://my.vmware.com/jp/group/vmware/evalcenter?p=free-esxi6
VMware-viclient-all-6.0.0-3016447.exe

NUC用のSATAドライバ

SnapCrab_2015-12-06_No-00.png

ESXi-Customizer

http://www.v-front.de/p/esxi-customizer.html
簡単にドライバを組み込んだISOを作成出来ます。
サポートは終了していますが、ESXi6.0はインストール出来ました。
それ以降はESXi-Customizer-PSを使用したほうが良いと思います。

SnapCrab_2015-12-08_No-01.png

UNetbootin

http://unetbootin.sourceforge.net/
ISOファイルを指定してブータブルUSBメモリを作成出来ます

SnapCrab_2015-12-08_No-11.png

カスタムISOの作成

NUCのSATAドライバなどはESXiでサポートされておらず、
NUC用のドライバをESXiインストーラのISOファイルに組み込む必要があります。

事前準備でダウンロードした「ESXi-Customizer」を起動します。
SnapCrab_2015-12-08_No-03.png

SnapCrab_2015-12-08_No-07.png

一番上の「Browse...」でESXiのISOファイルを選択します。
SnapCrab_2015-12-08_No-04.png

中間の「Browse...」でESXiのNUC用のSATAドライバを選択します。
SnapCrab_2015-12-08_No-05.png

「RUN!」を押します。
SnapCrab_2015-12-08_No-07.png

ESXi-Customizerはサポート終了しており、ESXi-Customizer-PS を確認するよう表示されます。
今回は作業出来るので、「いいえ」を選択します。
SnapCrab_2015-12-08_No-08.png

SATAドライバの最新のものがあるみたいなので、最新のものを使用します。
「はい」を選択。
SnapCrab_2015-12-08_No-09.png

完成です!
SnapCrab_2015-12-08_No-10.png

インストーラ入りのUSBメモリを作成

ダウンロードしたUNetbootinを起動します。

PCにUSBを接続しカスタムISOを選択します。
今回の例ではFドライブがUSBです。
SnapCrab_2015-12-08_No-12.png

ぎゅんぎゅん進みます。
SnapCrab_2015-12-08_No-13.png

よくわからないので 「Yes to All」
SnapCrab_2015-12-08_No-14.png

完了しました。「終了」を押します。
SnapCrab_2015-12-08_No-15.png

ESXiインストール

作成したUSBメモリをNUCに刺します。
IMG_20151208_225800_compressed.jpg

起動するとインストーラが自動的に開始されました。
IMG_20151208_225856_compressed.jpg

IMG_20151208_225908_compressed.jpg

エンターボタンを押します。
IMG_20151208_230051_compressed.jpg

HGSTのHDDを選択します。
IMG_20151208_230114_compressed.jpg

キーボード配列をJapaneseにします。
IMG_20151208_230136_compressed.jpg

パスワードを入力します。
IMG_20151208_230203_compressed.jpg

F11 キーでインストールを開始します。
IMG_20151208_230317_compressed.jpg

IMG_20151208_230324_compressed.jpg

完了です!
IMG_20151208_230540_compressed.jpg

再起動しました。F2キーを押して設定をしていきます。
IMG_20151208_230716_compressed.jpg

入力したパスワードを入れてログインします。
IMG_20151208_231221_compressed.jpg

管理用ネットワークを設定します。
IMG_20151208_231239_compressed.jpg

DNSに関する設定をします。
IMG_20151208_231349_compressed.jpg

ESXi上に作成する予定のDNSを指定しました。
IMG_20151208_231621_compressed.jpg

DNSのサフィックスを指定します。
IMG_20151208_231323_compressed.jpg

IMG_20151208_231339_compressed.jpg

DHCPで自動割り当てにしているので、固定リースに変更しました。
固定IPアドレス設定でも良いです。

VMware vSphere Clientインストール

インストーラを起動して「次へ」連打でインストールが完了するので画像は載せません。

VMware vSphere Clientを起動します。
IPアドレスやパスワードを入力します。
SnapCrab_2015-12-09_No-00.png

セキュリティは無視します。
SnapCrab_2015-12-09_No-01.png

ライセンスの通知がでます。vMotionとか試したいので、まだ評価中のステータスにしときます。
SnapCrab_2015-12-09_No-02.png

無事に起動できました!YEAH!
SnapCrab_2015-12-09_No-03.png

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