はじめに
前回の記事では、ECR に Push したコンテナイメージを App Runner にデプロイする方法を紹介しました。
デフォルトでは、App Runner は次の ドメイン名が自動的に割り当てられています。
https://xxxxxxxxx.ap-northeast-1.awsapprunner.com/
自分たちのサービスを稼働させたい場合は、これを任意のドメイン名で提供したいはずです。今回は、カスタムドメインを使って、任意のドメイン名に変更する方法を確かめていきます。
Custom Domain の設定
前回の記事で作成した App Runner Service を使っていきます。Service の詳細画面を開き、Custom Domain の設定ページで Lind Domain を押します。
任意のドメイン名を指定します。今回は、Route 53 で管理している以下のドメインを、アクセス用として指定します。
apprunner.sugiaws.tokyo
次の画面が開き、ドメイン証明のための DNS レコードが表示されます。これを Route 53 などのドメイン管理サービスで入力をすることで、このドメインを所有していることを証明できます。
記事の環境では、Route 53 で管理しており、以下のように指定された 3 つの CNAME レコードを追加しました。
一定時間後、App Runner の Custom Domain の Status が Active に変わります。
アクセス確認
ここまで設定できれば、カスタムドメインが利用できるようになっています。実際に、Custom Domain で指定した名前でアクセスをしてみましょう。
正常に App Runner のアプリケーションにアクセスすることが出来ました。