ローカルスナップショットを使って検証を効率化しよう
はじめに
- macを運用していると、初期化したりちょっと前に戻った状態でテストしたいなどきれいな状態が簡単に作れたらと思う時があるだろう
- 私もその一人だ
- だが、初期化して実験して、初期化して、、、の繰り返しは1回の試行に対して初期化に時間がかかりすぎる
- 仮想環境でもよいのだが実機でしか試せないこともあるだろう
- 私と同じ苦労をする人が減ることを祈ってこの記事を執筆する
注意事項
この記事の内容は初期化など端末の保存領域に大きく影響します
データなど保証しかねる旨ご了承ください
macのローカルスナップショットってなんなんだ?
- バックアップを本体の保存領域に保存する仕組み
- https://support.apple.com/ja-jp/102154
- 復元はTime Machineから実施できる
- 保存期間は24時間
- 大事だからもう1回 保存期間は24時間です
- 朝、出社して昨日の続きしよって思ったらデータないじゃんなんてこともしばしば…
- 気を付けましょう
方法
- スナップショットを作る!
tmutil localsnapshot
- これで今時点の環境を保存できます!
- あとは、作業をして戻したいときにTime Machine開いて時間を巻き戻すだけ
- 保存されているかな?の確認
tmutil listlocalsnapshots /
- 保存されているスナップショットの一覧が表示されます
- 形式は
com.apple.TimeMachine.YYYY-MM-DD-HHmmss
(dataless)と表示されているデータは壊れています
よくわからんけどよし!!ということをしないようにしましょう - 形式は
- 保存されているスナップショットの一覧が表示されます
- スナップショットを削除する
- スナップショットもバックアップです
- 環境によりますが、ストレージを圧迫している場合は削除も必要です
sudo tmutil deletelocalsnapshots スナップショットが作られた日時
まとめ
- スナップショットを使って簡単にバックアップを管理することができるようになりましたね!
- コマンドに慣れていない場合は、ちゃんと指差し確認をして実行しましょう
- 気を付けることに越したことはないですからね(・・)b
参考資料