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Universal Loginを使ってみる

Last updated at 2019-12-08Posted at 2019-12-07

１.動機

ブロックチェーンなんぞ興味ないという一般の人からすると、Dappsを触るために秘密鍵を記憶・管理することは難しいと思います。一つのパスワードとかで全部使えればいいのになーという思いからそんな製品を調べました。

Dappsを使用する際に秘密鍵の管理など複雑なプロセスを解消し使用のハードルを下げるアプリです。
2018年のDevcon4で発表され、今年のDevcon5でも途中経過が説明されていました。
Roadmapとしてはこんな感じです。

公式で説明されているのは下記の4つです。
① どんなブラウザでも使用可能
② クレジットカードや銀行口座を使用し、すぐにETHを購入可能
③ 機器を紛失したとしても、事前に設定していた家族のアカウントなどから復元可能
④ ETH以外の送金時にETHを持っていない場合も送金可能

今年beta版が出たということなので早速使ってみましょう。
Jarvis Web Walletという名前でdemoがあるようです。　→ https://beta.jarvis.network/

ここで新規アカウントを作成していきます。

ここで仮想通貨か法定通過を送リます。
仮想通貨を送るのにwalletがいるので全くUX改善されていないのがまだbetaたる所以なのか。。。

無事送付しトランザクションが完了すればアカウント作成完了です。
こちらが自分のwallet画面となります。

では複数デバイスで使用できるか試してみます。
現在はこのように一つのデバイス（ここではPC)のみです。
携帯から登録したusernameでログインしようとするとPCに「新たなデバイスが接続したい」というコメントが表示され、接続するか選べます。

接続ボタンを押すとこのように確認画面にいき、携帯に表示されているものと同じ順番で絵文字を選択する必要があります。これを正しく入力すると確認が完了し接続できるようになります。

完了した物がこちら　（携帯からもwalletが見れることを確認できました）

シンプルで使いやすいなというのが率直な意見ですが、登録するのにETHが必要なのはUX改善されてないように思いました。
今後こういったUX改善の製品がどんどん出てきて、広く一般的にDappsが使用されるようになると嬉しいですね。