1. 基本的な考え方
リクエスト(Request)
クライアント(利用者側)が「こういう情報をください」「こういう処理をしてください」とサーバに送る要求。
レスポンス(Response)
サーバがその要求に対して返す答え。
例:
やり取りは必ず リクエスト → レスポンス という流れで進む。これを何度もやりとりする。他にもDBとやり取りし、データを取り出すこともある。
2. HTTP の場合
- リクエストの例
GET /index.html HTTP/1.1
Host: example.com
User-Agent: Chrome/120
GET : リクエストの種類(メソッド)
/index.html : ほしいリソースの場所
Host: : サーバ名
User-Agent: : ブラウザ情報
- レスポンスの例
HTTP/1.1 200 OK
Content-Type: text/html
<html> ... </html>
200 OK : ステータスコード(成功)
Content-Type : データの種類
よくあるステータスコード1
HTTPレスポンスには、「ステータスコード」がある。詳しく記載する。
| ステータスコード | 代表例 | 意味 |
|---|---|---|
| 成功レスポンス (200 – 299) | 200 OK | 正常に処理できた |
| リダイレクトメッセージ (300 – 399) | 301/302 | 別の場所に移動(リダイレクト) |
| クライアントエラーレスポンス (400 – 499) | 404 Not Found | ページが存在しない |
| サーバーエラーレスポンス (500 – 599) | 500 Internal Server Error | サーバ側のエラー |
-
RFC 9110 で定義されている。 ↩