はじめに
- 「git pull origin master」を実行することで、リモートリポジトリから最新の情報を取り込むことができる。
- ここではgit pullがどういった動きで行われているかについて書く。
出てくる用語
- origin: リモートリポジトリのURLの別名。
- master: デフォルトのブランチの名前、メインのブランチ。リモートにもローカルにも存在。
- origin/master:リモートリポジトリのmasterブランチを追跡しているローカルのブランチ。
git pullの中身
- git pullは以下の行程を一気通貫で行うコマンド。
1.git fetch
-
リモートリポジトリから最新の情報をローカルリポジトリに持ってくることができる。
-
持ってくる場所はローカルのmaterブランチではなくorigin/masterブランチに取り込む。
2.git merge
-
ブランチをmasterに反映させるコマンド。
-
origin/masterブランチの情報をローカルのmasterブランチに取り込む。