はじめに
- ここでは、Linux環境(CentOS)での、DVD-RやBD-Rへの書き込み方法についてまとめています。
- 一般的なISOファイル形式のデータの書き込みではなく、通常データ(例:~.tar.gz、~.zipなど)をそのままDVD-RやBD-Rへ書き込む方法について書いています。
実行環境
- CentoOS 7.4
書き込み手順
1.書き込みツールのインストール
yum install dvd+rw-tools
2.通常ファイルをデータとして書き込む
※ISOファイルを焼く場合はコマンドが違うので注意すること
主要なオプションは以下の通り。
- -dvd-compat:DVD-RW, DVD+RW等の互換性のために指定(BDも同様)
- -speed=N:N倍速で書き込む
- -Z:指定したデバイスに最初のセッションを書き込む
- DEVICE:dev/cdromや/dev/sr0などのドライブを指定
- FILE:書き込むディレクトリやファイルを指定
growisofs -dvd-compat -Z [DEVICE] [FILE]
補足
growisofsでの書き込むデータサイズの上限は4GBに制限されているが、以下のオプションをつけることで回避可能
-allow-limited-size