はじめに
最近父がグラフィックボードを買おうとしていた時に色々調べて思ったことについての記事である。
私の自宅のデスクトップPCは自作で、グラフィックボードはASUS Dual GeForce RTX™ 3050 OC Edition 8GB を使用している。ASUS Dual GeForce RTX™ 3050 OC Edition 8GB はNVIDIAによって開発されたGPUであるRTX3050シリーズをASUSがグラフィックボードとして発売しているいわゆるファウンダーズエディションというものである。発売日は2022年1月28日と4年近く前であり、現代の最新のGeForceシリーズであるRTX 50xxシリーズと比べるともう型落ちもいいところなような気がするが、このRTX3050のコストパフォーマンスのすばらしさを最近思い知ったので紹介していこうと思う。

#きっかけ
父がもともとPCを組み立てるのが好きで私も父から学んできたのだが、最近父が自分のPCにゲーム用グラフィックボードを入れたいということでいろいろ調べていた。初めは私のPCのグラフィックボードがはじめにで話した通り少し昔のものだったため私のPCに新しいグラフィックボードをつけてもともと使っていたものを父のグラフィックボードにつけようという話だった。そこでどのくらいの性能のグラフィックボードが欲しいかなと考えていたのだが「今のグラボで困ったたことあんまなくね?」という結論に至って結局父もRTX3050(こっちは2024年に発売した次世代型TTX3050のASUS GeForce RTX 3050 LP BRK OC Edition 6GB GDDR6)を買って親子2世代にわたってRTX3050を使用することになった。
実際にRTX3050使っていて思うこと
おそらくIEのみなさんで現在RTX3050を使っている人はいないと思うが最近の高スペックGPUを要求されるゲームを実際にプレイしての感想やたまたま部室にRTX 3060を使用している人間がいたため彼にもRTX3060について聞いてみた。私がPCでプレイしたゲームの中で要求スペックが一番高いのはモンスターハンターワイルズなのだが、さすがに少し画像の処理が遅くて3Dモデルが表示されなかったりしたが、プレイする分にはあまり不便に感じなかった。また部室にいたY氏もVRチャット廃人の経験があるが、グラボの性能で困ったことはないと言っていた。
性能比較
以下のリンクがASUSのRTX3050とRTX5050の公式サイトである。このページに載っているスペックの通りRTX5050はAIの使用にも対応しているためAI performansが示されていたり、CUDAコアなどのGPUの直接的な性能を示す指標でもRTX5050が圧勝している。
https://www.asus.com/jp/motherboards-components/graphics-cards/dual/dual-rtx3050-o8g/techspec/
https://www.asus.com/jp/motherboards-components/graphics-cards/prime/prime-rtx5050-o8g/
結局何がいいのか
スペックだけでみれば最近のグラフィックボードのほうが画像処理性能、消費電力において圧倒的に高いということが分かったが、RTX3050のほうが優れていることもあり、それは値段である。円安の影響などもあるが私が買った当時と比べるとRTX5050は倍以上高く、画像処理能力もRTX550台は少々オーバースペックということも言われている。高い性能を必要とするAIの使用や物理演算などを使用ならば話は別だが、一般人がゲームをするだけならまだ5年前に買ったグラフィックボードを買い替える必要もないと実感していて、RTX3050は素晴らしいグラフィックボードだと感じている。
おわりに
本記事ではグラフィックボードの性能の比較と実際に使っている人間の使用感などを話していったが、これからのゲームのグラフィックの進化を考えるとRTX3050も完全な型落ちになる日もそう遠くないのかもしれない。それでもよほど高いスペックを要求されるアプリケーションでもないといまだ活躍できる性能もしており、AMAZONで検索するとRTX3050は23000円ほどで売っている。パソコンを自作する際最新のグラフィックボードに目が行くが、そこまでスペックを求めていないならRTX3050を購入することも視野に入れてみてもいいのではないだろうか。